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ヴィーガンビアー⁉︎

こんにちは。カリフォルニアよりnatsualohaです。

今年の初夏にカリフォルニアに越して来てから、ちょっとハマったビールがあります。こちら「Modern Times(モダンタイムス)」のヴィーガンビアー

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↑パッケージがまずSpark joy!!(笑) サンタバーバラ店オリジナルのデザインです。

一番右側のボトルの「白塗りの部分」を見ていただくとわかりますが、「THIS BEER IS VEGAN このビールはヴィーガンです」と記載されています。そしてDIPA(Double India Pale Ale) アルコール8%とも記載されています。ダブルIPAというと通常よりもモルツとホップを倍使うので、かなり苦味・旨味が強く濃い味のイメージなのですが、私的には他のDIPAと違って、癖を感じずかなり飲みやすいという印象。つまり個人的にとても好み!

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http://www.moderntimesbeer.com/beer/release-calendar

パッケージ良し、味良し、更にカラッとした気候も手伝ってついつい喉を潤しては「ヴィーガンビアーって美味しい!」と感動。しかし、その昔、某ビール工場の見学のスタッフを短期間していた私。多少の知識が残っており、ふとした疑問が浮かびます。

「あれ、待って?ビールって麦やホップとかが原料なんだから、そもそもヴィーガンじゃないの?」

何が特別なんだろう?とまずはヴィーガンの定義から。ヴィーガンは「完全菜食主義」と呼ばれおりベジタリアンとも似て非なりです。ベジタリアンも肉、魚(それに関連するオイルや出汁)は口にしないのですが、ヴィーガンは更に「乳・卵・はちみつ」なども口にはしないらしいとのこと。

なるほど、たまにハチミツとかフレーバーで使用しているのもあるし、ミルキー的な商品もクラフトビアーでなくはない。でも、それだけではないはずと更に調べてみると、どうやら、ビールの清涼化のために、「アイシングラス」という魚の浮袋から作られたものを製造過程で使うことがあるようです(注:魚フレーバーという訳ではありません)。これは知らなかった。

となると、アイシングラスを使用せず、ハニーなどもフレーバーで使用していないもの。つまり、殆どのビールはヴィーガンビアーと呼べる!となる訳です(メジャーなブランド、キリン、サッポロなども使用していないそう)。「ヴィーガンビアー」というだけでお洒落で環境に良さそうってイメージがかなりつきますよね。これはなかなか盲点です。

しかし、西海岸は特にベジタリアン やヴィーガンが多いのでヴィーガンレストラン、ヴィーガン食品もたくさんスーパーに並んでいることから、ヴィーガンであるかないかを表示するのは大切なのかも知れません。

さて、話を戻してこちらのお洒落なビール。他のクラフトビールのパッケージもお洒落なんです!

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↑夏限定「FRUITLAND(ローズエディション)」3種のベリーとレモンのフルーティーな味わいで女性におすすめ

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↑かなり苦味が強烈な味わいだったSky Burst

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↑ワインの樽?4種類を使ってビール作りを実験してみて出来上がった、サワービール。香りはなぜか醤油風、味はリンゴ酢のビールのような味わいでした。お料理に合わすというよりも、甘いデザートに合わせたい感じでした。(完全な個人的感想です)

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こちらも新作。(まだ飲んでいません)

と、こちらはほんの1部ですがこのModern Times(モダンタイムス)のビール、新作が出るたびお洒落なパッケージに目が向いてしまい、ついつい散財してしまうという。。まんまと消費者心理を付かれている私です。

このModern Timesはカリフォルニアのサンディエゴ発祥のブリュワリー(醸造所)。なんでも、ビール職人、グラフィックデザイナー、悪徳弁護士、コブチャ中毒の不動産屋、高級建築家という一筋縄では行かなそうなメンバーで結成されたそうです。資金集めは今時らしくクラウドファンディング。ブリュワリーとしてはアメリカでなんと過去最高額の資金調達、期待される中2013年に設立された醸造所だということです。

詳しくはこちらの方が日本語で紹介されています。↓

https://www.malt-st.com/SHOP/91465/182942/t02/list3.html

そんな彼等が作るビールは味もパッケージも斬新。ユニークな経歴のメンバーですが、きっと真剣に楽しく心を燃やしてビールに取り組んでいるのだとわかります。今まで飲んだことのない、かなり面白いものが産まれています。そして今年、サンタバーバラにもついに上陸。いつでもテイスティングに行けるようになりました。(スーパーマーケットなどでも一部購入可能です)

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↓店内もお洒落(ModernTimes HPより)

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まるでお洒落なカフェですね。こちらでは、ヴィーガン料理も提供されています。トレンドと健康も意識したこちらのモダンタイムス。現在、カリフォルニア州に5店舗、オレゴン州に1店舗、レストラン併用のテイスティングプレイスがあるそうです。現在、ディズニーランドがあるアナハイムにも建設中とか?これからも徐々に広がっていきそうな気配ですね。日本でも販売しているところがあるようですので、ご興味の沸いた方、見つけたらぜひチェックしてみてください。

そして、「どうもビールは苦手!」という方には”ジンジャービアー”がおすすめです!ビアーといってもノンアルコール。ジンジャエールと製法は違うようですが、ジンジャエールのようなものと思っていただければ良いかなと思います。オーストラリア産のこちらのBUNDABERGのジンジャービアー。ジンジャーエールより甘みも抑えめ、ショウガ味のパンチが効いてスカッとします。

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↓こちらはまた違うタイプのジンジャービアー 車の方や妊婦さん、断酒されている方でも気分を上げてくれます。

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ちなみに、私は上のオーストラリア産「BUNDABERG」のジンジャービアーが今の所イチオシです!!生姜=健康=罪悪感なし、サウナお風呂後のビール代わりに最高だと思います。日本のサウナに置いたら絶対売れそうな気がします!(笑)

いかがでしたか?今回はなんだかnonbeiの記事になってしまいましたが....おすすめヴィーガンビアー特集でした!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

Mahalo!





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