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サンタモニカで「ペロトン」店舗を発見!Pelotonって?

こんにちは。カリフォルニアよりnatsalohaです。

先日、ロサンゼルスの海岸沿いに位置するサンタモニカへ1dayトリップに行ってきました。開放感あふれるカリフォルニアの観光地サンタモニカ。桟橋上には遊園地もあり子供も楽しめます。

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↓桟橋からのビーチの眺め

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その後、街に向かいました。アメリカの都市はこういったライドシェアバイク(自転車)やライドシェアスクーターが結構な数設置されています。登録さえ済ませていればすぐ使うことができます。

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上の赤いバイクにはUberの広告、そして下のスクーターにはlyftの広告が。ウーバーやリフトとこれらを組み合わせれば、海外旅行できてレンタカーしなくてもいいのでとても便利ですね。ただ、こういった乗り物は歩道では使えません。道路の緑のライン内が専用道路になっていますので使用する際はくれぐれも気をつけましょう。

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さて、サンタモニカの海沿いの空気を満喫した後はショッピングモールへ。海岸から歩いてすぐの場所に大きなショッピングモールがありますが。さすが大都市LAの近くとあって何でも揃っています。ユニクロ、ディズニーストアに、一風堂などなど。アジア人も多く見かけとても親近感が湧きました。

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そして、何か新しいものはないかなとウロウロしていたら、(今回のタイトルにも載せた)「ペロトン」を発見しました!私が思わず写真を撮ってしまったこのお店。実は今、アメリカのフィットネス業界を賑わし投資家からも注目を浴びている「PELOTON (ペロトン)」のショールームです。大きなモールや空港にあるそうですが、私の街にはないのでとりあえす写真を撮るという田舎者な私。

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↑30日間お家でトライアルできるキャンペーン中。配送から設定までしてくれるので安心です。

ペロトンは簡単に言うと自宅でできるエクササイズマシーン(トレッドミルやエアロバイク)を販売している会社なのですがその内容は革新的。

マシンに付属されたモニターから「自宅」で「好きな時間」に「世界トップレベルのトレーナーのレッスンが受講」できるという、健康利便性最新(エクササイズとテクノロジー)が組み合わさった、アメリカらしい発想の商品。巷ではエクササイズ界のNETFLIXと言われいます。ちなみに、フィットネス業界の方が創業したわけではないようです(←やはり)。

共同創業者のCEOのJohn Foley氏は、元々アメリカの大手書店「Barnes & Noble」のEコマース部門を率いていたそうです。当時、エクササイズが好きだったのにやる時間がなかった(=不便だった)と言うところからこの発想を得て、会社に所属していた時からペロトンの構想を練っていとのこと。


マシンは1台$2200〜$4300程。そのハードウェアの購入に加え、ペロトン独自のフィットネスコンテンツのサブスク料が月$39加わります。

こちらのショールーム入って使ってみようと思いましたが、高級感あってとっても入りずらい、そしてお客が誰もいない(汗。。。) 結局、小心者の私は写真だけ撮らせてもらって退室。ラグジュアリー感はエクササイズ界のテスラ並みです

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割とコンパクトな設計のマシンではありますが、日本人の私にとっては「高い!」「置くとこない!!」というのが第一印象。しかし、ここはアメリカ、アメリカの移動距離、家の広さ、エクササイズハマり度は日本と比べたら半端ないのでこれはかなりのマーケットなのだと思います。

聞くところによると、ショールームオープン当初は色々な工夫がなされたようで、ショールームの店舗のスタッフにアバクロンビーのスタッフを引き抜いたり(※アバクロはモデルやモデルの卵を店舗の前に立たせる戦略で有名でした)、配送スタッフもイケメンのスタッフを用意したと言う噂も(日本で言う佐川のお兄さん?)

そして、そんな利便性、今どき感に加え、何と言っても他社と違うのは「世界でも人気のインストラクターが揃うコンテンツの多さ」です。インスタのフォロワーが1万、10万、20万のインストラクターもいるなど、熱狂的なファンのつくインストラクターやスポーツ選手もインストラクターとして加わっています。

↑20万以上インスタフォロワーがいるロビン。インストラクターはもともとダンサーやモデル、スポーツ選手といった、バイクインストラクターではなくその専門性を買われて引き抜かれペロトンのインストラクターになっている人もいます。

アメリカのトップクラスのインストラクターは週10から15レッスンで1000万円(それ以上)稼ぐ人もいるようでトレーナー界も大変な格差社会です。特にアメリカのトップのインストラクターはモチベーションのあげ方のうまいことうまいこと、そのメンターぶりはハッキリ言ってその辺のメンタリストよりも格段に上です。 そう言う意味でも成功を夢見るビジネスマンや若者からも人気が高いと言うのも頷けます。実際に筋肉をつけると精神力もあがるのは有名な話ですが、さらにモチベーションをあげキープさせる心身両面のコーチングの技術、そしてソーシャルでの人気を確立することはこのトレーナーの格差社会でも今や必須な要素ともいえます。

そして、これらエクササイズクラスのチャンネルはNYにあるスタジオ内でDJが音楽を回し、プロの映像クルーが制作しています。ダークな部屋で人気インストラクターがハイテンションにレッスンを行い、音楽、照明のプロがそれを更に盛り立てる、いわばクラブ系エクササイズSHOW。運動とエンターテイメントが融合したこの楽し苦しそうなエクササイズ、個人加入者もすでに140万人とのこと!健康中毒者増加中(笑)

クラスもそれぞれのエクササイズスタイル、それぞれの音楽、それぞれのモチベーションの揚げ方があり、想像する普通のバイクエクササイズとは全く違う感覚。もちろん、バイクだけでなく、マラソン、ヨガ、ストレッチ、筋トレと様々なチャンネルも。ライブレッスン(生配信)も定期的にあり人気インストラクターの時は莫大な人気だそうです。そして、最近ではアーティストシリーズも!なんと先日はジェニファーロペスがライブでレッスンを行ったり、人気DJが曲を回したりとかなりペロトン勢、盛り上がっているようです。

こういった特別なクラスに人数制限なく参加できるのもまた魅力。ソーシャルメディアとの関連性もかなり良いそうで、SNSにすぐつなげたりライブではモニターに参加者が出てくるのでインストラクターや他の参加者と交流できたりすると言うのも臨場感と一体感があっていいですよね。

もともと宗教心も強いお国柄、何かを信仰したり、また熱狂したりするときに起こる、あのぐわー!!っと力が集中するバイブレーションはやはり集団に入らないと感じられないものです。それをハイテクノロジーを通して遠隔で体感している、そんな感じを受けました。Pelotonと言う言葉は自転車ロードレース中の集団の事を言うそうです(フランス語platoonが語源)ので集団と言うのも重要なキーワードなんでしょうね。

以前カナダ人の友人がアメリカやカナダは子供の時に自由だから、大人になってパワーヨガやホットヨガや、厳しいトレーニングが目新しくて集団で鍛錬してみたくなる。でも、日本人は子供の頃、集団で鍛錬しているから、大人になったら自由な方が好きなんじゃないの?と言っていたのを思い出しました。なるほどそう言った面白い観点もあるなと。

さて、お国柄、民族、トレーナーの好みなど違う日本。ペロトンは人気が出るのでしょうか?まだ日本には入っていないようですが、浸透するのか、そのあたりも興味深いです。

最近はおうちエクササイズに拍車がかかり、鏡に映った映像をみながらエクササイズができる「ミラー(mirror)」というブランドも出始めました。こちらはさらに実用的そうですね。皆さんはどちらがお好みでしょうか?


最後に、株価のことなどは私は全く詳しくないので記事に書いていませんがビジネス的に興味のある方はどうぞこちらの記事をご参考までに。。

https://diamond.jp/articles/-/214905

では、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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