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Aoi
2024年2月3日 00:07
挨拶は聞こえなくてもチャイムの音は聞こえる後ろから怒鳴る教師の声は聞こえないふりをするそこだけ空気が違うんだ渡り廊下を抜けて最初にドアを開ける一等賞の僕だけが知る時間寝静まっていた埃たちがあわてて散らばってうたた寝していた空気が部屋の外へと逃げ出していく僕は勢いよく吸い込んで我が物顔で突き進む後ろからは仲間の走る足音ここからは僕らの時間だ