見出し画像

ドラマ【海のはじまり】ポスター&主題歌&本編映像解禁

きましたね。きましたよ。
7月期月9ドラマ「海のはじまり」、昨日今日で怒涛の情報公開でした。
夏ドラマで今期一番楽しみにしている作品。
楽しみ過ぎて、まだ1話も放送されていないのに、既に7本も記事をアップしている私です。
今回で8本目。愛が重すぎる(笑)



「海のはじまり」について書きすぎな件

▼これまでの愛情激重な記事は、下記マガジンにまとめています。

あれこれ妄想して、勝手に切なくなって愛おしくなって、既に泣いている私です。
もう既に、全登場人物を抱きしめたい気持ちでいっぱいです(重)

ポスタービジュアル解禁

「海のはじまり」ポスタービジュアルが解禁されました。
生方さんが書かれたコピー入り。
世界観とそれぞれのキャラクターが表現されていて、とても素敵です。

「海のはじまり」公式サイトより

▼下記公式サイトの文章も素敵なので、ぜひご一読を。


つながりあう登場人物たち

それぞれの目線と想いを持った登場人物たちが、少しずつつながり合って寄り添い合っているようなビジュアル。
見つめる先に何があるのか、悲しみもあたたかさも感じられる表情が、物語を想像させます。

朝なのか夕方なのか、どちらともとれる海や空の様子も、朝だとか夜だとか言葉や定義で区切ったところで常に繋がっているひとつの空であり海である、ということの表現かもしれませんね。
暮れたり明けたり、荒れたり凪いだり、移り変わるけれど、いつもそこにあるのは、変わらない空であり、海。
深読みしすぎるとどこまでも深くハマっていきそうなので、ここでやめておきます。

つながらない水季

気になるのが、右側の水季のカット。
海ちゃんと繋いだ手がブツっと途切れていて、水季とその他の人物の間にだけ、余白があります。
もっと生きたかった人生が突然途切れ、娘を残していかなければならなかった水季を表現しているようですね。

水季だけは、もう、物理的に会うことが出来ない人。
もう、つながることが出来ない人。
でも、そう思い、そう決めて、線を引いているのは、残された側の人間なんですよね。
もう会えなくても、その人を想うことで、その人はずっと"いる"し、つながりはそこに"ある"。
水季の隣にある余白が、想い合うことで埋まっていくような、そんな物語になっていってほしいと願ってしまうビジュアルです。


「海のはじまり」の意味

ビジュアルを眺めていると、あらためて、「海のはじまり」というタイトルに込められた意味は何なのだろうかと考えさせられます。

過去の記事でも勝手に色々と想像してきましたが、今回このビジュアルの、海の淵(水平線)に沿って並んだ「海のはじまり」という文字を見て、ふと思ったこと。
海の始まりって、陸上に生きる私達からするとどちらかというと砂浜側の、海岸線ですよね。
そこから海が始まって、遠くの方に見える淵、水平線があって。
私たちの目に見えるその淵は、視覚的には海の終わりの方であって、でもその向こうにもずっと海は続いていて、またどこかの始まりに辿り着いて。
その、辿り着いたどこかの始まりから見たら、今私がいる場所は、終わりの向こうにある場所。
ちょっとすみません、何を言っているのかわからなくなってきました。

陸の終わりは、海の始まり。
海の終わりは、陸の始まり。
世界の海は、ぜんぶ繋がっている。
始まりと終わり、終わりと始まりは、真反対の端にある2地点ではなくて、繋がっていて、どこから見るか、誰から見るか、なんと名付けるかの違いであって、同じもの。

ぼんやりとそんな風なことを考えて、結局なんのこっちゃよくわからなくなっているのですが、こんな風にあれこれ考える時間が好きですし、いつかこの意味がわかる時が待ち遠しいです。

このくだり、ずっと何を言ってるんですか私は?
せっかく読んでくださった方がいたら、一度謝りたいです。
特に答えのない内容をだらだらと申し訳ありませんでした。

何度もかみしめたいコピー

生方さんらしさ全開の表現

選べなかった"つながり"は、まだ途切れていない

「海のはじまり」公式サイトより

言い回しとか、ひらがなの感じとか、生方さんらしさ全開のコピーで素敵です。
ちなみに、これまでの生方さんの連続ドラマのコピーは下記でした。

【silent】
どんなに美しい音色を聴くよりも、あなたの言葉を見つめていたい。

【いちばんすきな花】
二人組を求める人生で出会った、4人のひとりたち

いずれも、作品のテーマをシンプルに表現しながら、物語に登場するキャラクターそれぞれの目線で考えるとまた新しい意味にも気が付くことが出来るような、物語が進むにつれて捉え方が変わるようなコピーでした。

たとえば「silent」のコピーは、想の声が好きだった紬が、今あらためて想の言葉(手話)を見つめたいという、紬が想にまっすぐに向き合う様子が表れていて。
でも、物語が展開し、想だって紬の声が好きだったんだということ、それがもう二度と聞こえないことがどんなに苦しいか、そういった心情がわかってきて。
その上でこのコピーを読み返すと、最終話に登場した「それでも一緒にいたい」に繋がる部分があって、想目線での表現でもあったのだなということが分かり、あらためてかみしめたくなるコピーでした。

「いちばんすきな花」は、ゆくえ・椿・夜々・紅葉の4人のことを表したコピーですが、物語が進み、美鳥の存在が4人とつながっていたことがわかると、彼ら4人は、美鳥目線での、"美鳥が出会った4人のひとりたち"だったのだと気付かされ、またまたかみしめました。

選べなかった"つながり"

選べなかった"つながり"は、まだ途切れていない

「海のはじまり」公式サイトより

ということで、今回の「海のはじまり」のコピーについて。
まず「選べなかった」という表現。

例えば、夏目線では、もしあの時に水季と別れなかったら、水季と海と過ごした未来があったかもしれない。
例えば、水季目線では、海の未来を、人生を、見守ることが叶わなくなってしまった。もっと生きることを、選べなかった。
例えば、海目線では、お父さんの存在をそばで感じるということを知らぬまま、大好きなお母さんにももう会えなくなってしまう。

そんな風に、いつかの自分の選択や、選択さえ出来ず抗えなかった出来事によって、あったかもしれない未来や縁というものを、誰もが抱えて生きていて。
でもそれは、失ったものでも、奪われたものでもなく、"あったかもしれない"もの。
何かを選ぶということは、何かを選べないということで、でもその選べなかったものは、失ったものではない。
そんなメッセージが、「まだ途切れていない」という表現にもつながるような気がします。

ひらがなで書かれている「つながり」は、この作品で描かれるであろう、「何をもってして父となり母となるのか」という部分でしょうか。
「親子」や「夫婦」といった言葉の定義なのか、過ごした時間なのか、想いの強さなのか。
また、過去・現在・未来の時間軸のつながりについても意味をもちそうですね。
作品を観た自分が、このコピーに何を感じるのか、楽しみです。

主題歌はback number

「新しい恋人達に」

本編映像と共に流れる主題歌。
ほんの少ししか聴こえていませんが、もう。もう。胸がキュっとしました。
「新しい恋人達に」というタイトルにも、意味が込められているはず。
はあ。早く知りたい。その世界観を浴びたいです。

▼下記ページで閲覧出来る清水依与吏さんのコメントが、深いです。
物語を想像させます。


「silent」の主題歌「Subtitle」も、想の目線であり紬の目線とも捉えられたように、きっとこの「新しい恋人達に」も、夏であったり、水季であったり、それぞれの目線でかみしめられる曲になるのだろうと思います。

…私、なんかずっと何かしらかみしめてますね。
この記事内で何回かみしめたでしょうか(数えません)。
「かみしめた」をこんなに言うことって、あるんですね。

▼ちなみに「Subtitle」を勝手にかみしめた記事はこちらです。


聞き取りベースなので間違っているかもしれませんが、歌詞はこんな感じかな?

指先で雲をなぞって
僕にはもう見えないもの描く君に
かける言葉があるとしても
僕にはとても探せないだろう
でもいつか君が誰かを
どうにか幸せにしたいと願う

「指先で雲をなぞる」。
今ここにいない水季の存在を懸命に感じようとしているような。
夏が知らない7年間を生きた水季を想いながら感じながら生きる海ちゃんに対する、夏くんの心情を歌っているのでしょうか。


はあ。楽しみすぎて疲れるという幸せ現象が最近の悩みです。
主題歌と本編映像が解禁されて、ここで一度、情報解禁ラッシュもひとやすみでしょうか。
初回放送日もいよいよ迫ってきましたので、心を落ち着かせて、体調を整えて、正座してリアタイしたいと思います。
番宣も多くなってきて、「海のはじまり」チームの皆さんをお見かけする機会も増えそうで楽しみです。

月9ドラマ「海のはじまり」、もう一度言わせてください。
楽しみです!!!!!!!!!!!



この記事が参加している募集