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7歳児の英語力

米国に4歳1ヶ月から在住している息子、まもなく滞在3年目で、7歳になります。私立男子校のファーストグレードに在籍中です。滞在2年目から3年目の英語力の変遷です。

入学前の面談で、校長先生から、アメリカの男子校は、厳しいよと言われました。入学してみると、先生方は、1年生くらいはまだ男の子は未熟だからと言われて、子供たちに寛大で自信を持たせるような声かけをされていました。授業中に先生の言うことを聞かなかったりすると廊下に立たされたり、小さい部屋に閉じこめられたりします。息子も「仲の良い友達が立たされたー」と帰宅後、報告するのですが、当の本人も時々立たされていました。自然豊かな、裏山や校庭で、わんぱくで楽しい友達と駆け回ったのも、貴重な時間でした。

少人数で、アットホームな環境、先生とお友達との関わりを通して、息子はこの一年の成長は目覚ましかったです。文法を習い、読み書きをしだしたことで、スピーキングも向上しました。フォニックスが完璧になり、単語の綴りが、発音から推測できるようになります。先生にも、「息子を学校に迎えてよかった。自分も移民の子で学校で英語を覚えたから、帰国後も英語の勉強を続けなさい。アメリカに帰ってきたら、いつでもこの学校に戻ってきてね」と声をかけてもらい、やっぱり学校は施設でなく人が大事だなあと改めて感じました。そして、男子校は、楽しいということがわかりました。

2年目、キンダーの頃は、アカデミックな部分で、現地校のお友達と差があり、息子は「どうせ日本に帰るから英語は普通で良い」と言っていました。が、3年たち、学校で息子に自信がついたのか、「日本に帰っても、アメリカの学校に通って、英語をマスターしたい」と言い出しました。一般的に、約2年で、学校の授業が理解できる様になり、アカデミックな英語力が伸びるのにはそれ以上の滞在が必要と言われています。

あと数ヶ月で、日本に本帰国が決まり、息子の進学先選びの真っ最中です。この一年間が、息子には大きな分岐路で財産になりました。息子が引き寄せる縁で、良い学校、先生に巡り会えますように。


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