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著者の文章が好きなわたし「他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。」/読書感想

他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。#なんで僕に聞くんだろう 幡野広志

親子関係とか夫婦関係の相談が多くて飽きてきたので、抜粋して読んだ。


”スネをぶつけながらのぼる時期だってある。
20歳になったから大人ではない、それは肉体的に成人になったというだけだ。
精神的な成熟はやっぱり30歳以降じゃないだろうか、だから20代でなにをするかが大切だ。
また無責任なことをいってしまうけど、あなたはなんにでもなれる。
でもそれは30歳になったときにどうなりたいか考えて駒を進めた場合だ。
でも駒はスムーズには進まないしタイムスリップもできない。”(本文抜粋)
→大学数年間で自分の価値観が大きく変わったと感じる時があって、もうこれ以上熟さないんじゃないかとか思っちゃうけど、きっとそんなことないんだろう。
そう思うと、将来に不安を抱えていても自分がこれからどう変わっていくのかが本当に楽しみだし、わくわくしてたまらない。
自分の変化が楽しみってなかなか良い人生してると思うわ。
もうちょっと変化に能動的でもいいかもしれんけどねえ。
急な変化って気恥ずかしくないですか?

”後悔って簡単なんですよ、情報がすべてそろってどうなるか結末も知っていて、起こった事実にあーだこーだいう作業ですから。
過去の自分といまの自分のセルフマウンティングなんです。
大切なのはこれからを考えることです。”(本文抜粋)
後悔=過去の自分と今の自分のセルフマウンティングという等式が面白い。

”ぼくからすれば結婚だって離婚だって再婚だって、しあわせになるための手段だし、病気だとか子どもの有無とか、収入の多寡とか社会的地位というのはただの要因です。
手段と要因を照らし合わせて、目的にむかって選択していけばいいのだけど、本当の不幸ってのは、手段と要因と目的をごちゃ混ぜにして、選択肢のさきですこしでもマシなしあわせが手を振ってるのに選ばないことですよ。”(本文抜粋)
→手段と目的にプラスして要因もごちゃまぜにしないようにしていきたいと思わされた。何が道具で何が目標なのか逐一考えることは大切だよね。

”人から好かれるいちばんの方法は、さきにあなたが好きになることですよ。”(本文抜粋)
→これも真理。まじ。自分の行動原理に取り込みたい考え方だけど、いつもそれができるわけじゃないし、わかっててもできない時もある。
だから、ぜひとも欲しい。
みんな誰かから好かれたいし、好いてくれたら、好きになりやすいのだから、自分が先に好きになるべきなのは明らかすぎる。
仕組みはわかるんですけどねー。。。

2021/7/28


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