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SDRs 研究所マガジン

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持続可能な開発のルール、Sustainable Development Rules の頭文字を取ってSDRs(エスディーアールズ)について研究する SDRs 研究所のマガジンです。
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#SDGsへの向き合い方

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弟子屈町の市街地を SDGs 目線で歩いてみた

弟子屈町の SDGs アドバイザー(肩乗りおじさん)としての活動です。 熊本県水俣市の吉本哲郎さんが始めた「地元学」の流れをくむ活動だと勝手に思ってます。下川でも地域学「しもかわ学会」でやったなぁ……。 地元の「土の人」では気付きにくい視点を「風の人」として提供するのが私の役割。 結論から言うといっぱいありました。新しいことを無理して始めなくったって、元々やっていることで SDGs につながること。 小学5年生向けの授業もそうだけど、SDGs 概論的なことより、そもそも持続可能な社会とは何ぞやという話をして、下川での具体的な事例を紹介して、地元ネタを発掘するという手順がいいみたい。

弟子屈町の SDGs アドバイザー(肩乗りおじさん)になりました

昨年度、北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当になり、総合計画に SDGs を取り入れるお手伝いをしていたのですが、コロナの影響で最後の締めくくりのイベントができずに終わってしまい、残念に思っていたところ 弟子屈町さんからお声かけいただき、地域おこし協力隊で SDGs 推進活動支援員の嶋 裕香さん のお手伝いを中心に弟子屈町の SDGs アドバイザーとして活動することになりました! 嬉しい! オンラインでの相談をベースに現地訪問での企画も実施

2022年度「北海道フロンティアキッズ育成事業」実施校と協力企業・団体を募集しています

もう少しで新しい年……4月からの新年度の動きも出てきてますね。 今年の春から秋にかけて、私が担当させてもらってとても手応えのあった小学5年生向けの SDGs 授業「北海道フロンティアキッズ育成事業」の実施校と協力企業・団体の募集が始まりました。 ↓こちらのページの真ん中あたりから情報が掲載されています。 ぜひ継続・発展して欲しい事業だと思っているので、ご検討、ご応募いただけると嬉しいです。 ご参考までに、私の書いた記事はこちらです。

源泉掛け流しの湯のごとく有り余る弟子屈町のポテンシャルを伝える世界の共通言語として SDGs を活用できるはず

北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当になり、2回目の訪問は総合計画審議会委員向け SDGs 研修と弟子屈高校1年生向け SDGs 授業の2本立てでおじゃましました。 前回の様子は↓こちら。 弟子屈町総合計画審議会にはジブンゴト感しかなかった研修に先立って総合計画審議会を拝聴したところ、基本構想の素案に SDGs 17ゴールが出ていて、説明によるとさらに169ターゲットと各施策との関連を精査中とのこと。前回の研修で提案したことが早速反映されて

ついに完結! 北海道フロンティアキッズ育成事業 成果発表会編(北海道SDGs推進人材バンク講師派遣)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当してきた成果を確認する日がきました。 この事業では、子どもたちが「地域未来図」というゴールを目指し ステップ1:学び(SDGs 17のゴール) ステップ2:深め(地域と SDGs との関わり) ステップ3:共有する(道内6校の地域未来図) という3ステップで進めることで、ヒトゴトだった SDGs を地域の未来に関わるジブンゴトとして受け止め、持続可能な社会のフ

SDGs のフロンティアキッズが・・・SDGs のフロンティア企業に出会った

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は協力企業見学編です。 これまでの経過についてはこの記事の最後にまとめておきますね。 協力企業とはさて、協力企業って何? って思いますよね。この事業、北海道庁の事業なのですが、財源を協力企業・団体からの支援金で賄っているんです! さらに運営には公益財団法人 北海道環境財団も関わっていて、実施校6校と私たち講師2人を含めて SDGs の目標17「パート

弟子屈町 × SDGs は可能性しかない

北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当になり、総合計画に SDGs を取り入れるというテーマで役場職員向けの研修講師として訪問しました。 SDGs については既に多くのメディアで紹介されていて、検索すれば基本的な考え方はすぐに学べるため、私が出向いてまで講義をするのは費用対効果的にどうだろうということもあり、SDGs の17項目は知ってることを前提に研修することになりました。 一方で、SDGs の項目は17もあるにもかかわらず、それぞれ抽象的な

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(下川小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の下川小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてありますが、下川小学校の1回目は別な方が担当でした。 下川町では幼児から高校生まで一貫した森林環境教育に15年近く取り組んでいること、SDGs 未来都市であること、地域おこし協力隊の教育コーディネーターがいること、などにより下川小学校の取り組みは独自路線で進んでいました。 前回からこれま

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(石狩八幡小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の石狩八幡小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてあります。 前回からこれまでの間に、まちづくり・海チーム、川チーム、チームフォレストの3チームに別れフィールドワーク。その結果をチームごとに地図に落とし込み、SDGs との関連、アクションについても整理。 学校行事の学習発表会でも発表するとのことで、発表原稿も用意してあり、高い完成度

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(秩父別小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の秩父別小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてあります。 前回からこれまでの間に、学校から徒歩で3回、毎回別ルートで SDGs に当てはまりそうなことをフィールドワークしていました。 児童が自らの気づきを元に SDGs ノートを活用してどの項目に当てはまるか調べ、付箋に記入し、1枚の地図に貼り付けたのがこちら。 児童の発案でゴミ

SDGs 目標4「質の高い教育をみんなに」を実現するために「学べる電力」始めました

人口も経済も教育も情報も、格差格差と負け続ける地域に未来はあるのか。 『ドラゴン桜』の東大合格請負人・桜木はこう叫んだ……「勉強ってのはな、この国で許された唯一の平等なんだ」。 下川事業協同組合の運営する「学べる電力」は、CO2フリーで、コストカットができて、しかも地域の学ぶ力を解き放つことで格差を乗り越える新しい時代のエネルギー。 子どもに選択肢を。高齢者にICTの力を。 SDGs 目標4「質の高い教育をみんなに」を実現するために、SDGs未来都市の北海道下川町から