マイ・ブロークン・マリコ、みた。

あまぷらできていたので、マイ・ブロークン・マリコ、をみた。

結構の人が同じきっかけだと思うけど、原作が昔話題になっていて、その時何話かみた。

原作は表現が漫画!って感じなんで+永野芽郁なんでどーなるか、と思った。
※わたくし、永野芽郁大好き侍。

言っとくと、演技は子役の子たちが凄い。

私もこんだけ生きていると、虐待された子たちに遭遇した事は少なからずある。虐待する側にも。

その色々な記憶の扉が開かれる、そんな作品だった。

あの子たちは、一体、どうなったんだろう…

中には、マリコみたいに、ニュースで事件を知った子もいる。その子も亡くなった。マリコよりもずっとずっと幼い時に。

最後にその子を見たのは、偶然、スーパーで会った時だ。目の横に大きいアザがあってビックリした。母にその事を言っても、見ていなかったのか、ああそう、としか言われなかった。
まぁ、昭和時代なんで、親が殴るとか全然あった時代なので別に珍しくないと言えばそうだったのかもしれない。(私も先生に体罰を受けてたし)

自分が子どもの頃は、そんな虐待があったとして何ができるわけではない。
でも、大人になってわかったのだけれども、大人になっても何ができるわけではない。
虐待されていた子がいて、もう、有名で、何度も通報されている。けど、どうにもなってない。
保護もされない。どうにもなってないまま、成人してしまった。今は家を出たのかな…

何もしてないわけではないけど、他人の私には結局できる事はないんだな…と強く感じた。

マリコにはシィちゃんがいた。
シィちゃんといる時、マリコは幸せだったんだと思う。

でも、その子たちには、シィちゃんはいたのかな?救いはあったのかな?

マリコの親はクズだったけど、
私の知る虐待親はクズと一言で言うのは難しかった。自分自身も大切にされなかった人で、子どもが何故か何から何まで嘘をつくタイプで、繋がった療養もハズレの先生だった。他にも幼い兄弟を抱えて、朝起きてから夜寝るまで嘘をつかれ、いっぱいいっぱいだったんだと思う。

マリコのクズ親を支えてくれた良いおばさんみたいに支えてくれる人はいたのかな?

人生は物語りより残酷だな。
なんとなく、そう思いながら見ていた。

みんな、シィちゃんみたいに、誰かが、この日常から連れ出してくれる人を待っていたんだろうな。マリコみたいに、死ぬまで。

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