ニューヨーク在住 日本人ジャズピアニスト 海野雅威氏のヘイトクライム(憎悪犯罪)報道を受けての私の所見について

こちらの記事はwebメディアBLOGOS掲載記事を閲覧し、SNSに投稿したコメント文です。

BLOGOS記事リンク

https://lite.blogos.com/article/526193/


先ずは被害に遇われました海野雅威氏に心よりお見舞い申し上げます。

海野氏は演奏者としての前途は断たれましたが
DTMを利用して
作曲家 として活躍される可能性はあるのでは?と思います。

差別 偏見 いじめ
すべて 人間のもっている本能なので それを無くすことはできません。

そういった本能を抑制するのは 理性なので

差別 偏見 いじめ問題を無くすためには理性を磨く必要があります。

理性を磨くためには
栄養素の高い情報を摂取する必要があります。

それは学問であり、時事問題であり、テクノロジーであり、

エンターテイメントという糖分脂肪分たっぷりの

おやつ情報に慣れ親しんだ人にはとてもまずそうです。

しかし、おやつ情報は人の感情を刺激して脳みそにとって 大変美味しい情報なので自制しないと
ついつい食べ過ぎてしまいます。

そしておやつ情報の食べ過ぎは 脳にぜい肉が過剰に溜まり、感情に基づく判断しかできず理性的な判断が不可能になるという慢性疾患にかかってしまいます。

栄養素たっぷりの情報提供をしている有識者の方々はおやつ情報大好きな人においしく栄養素の豊富な情報を食べてもらうために 味付けを工夫して、情報を提供するべきでは?

と思います。

また、 差別 偏見 いじめ問題 を可哀想だから という感情論で語っては解決できません。

なぜなら 可哀想という感情を含めて 感情は人それぞれだからです。

ならば多数決で決めればよい。
マジョリティの感情を優先すればよいという方にうかがいたいのですが、感情に基づく判断で最良の結論・結果が導き出せるのでしょうか?
人気・支持率と最良の結論・結果は全くの別物です。

支持率で最良の結論・結果が導き出せるなら日本の政治家にもっとまともな方が大勢いらっしゃると思います。

選挙当選と既得権益との縁を国民の利益よりも優先する政治家が当選するのは

有権者の感情に訴えかける演説をするからです。理路整然と論理的に間違ってない意見を演説や政権放送で述べても 感情がこもっていなければ一般的な有権者には響きません。

感情論で判断・行動すると損をしかねず 感情に訴えかけなければ自身の主張を世に広く認めさせることはできないのです。

だからこそ理性に基づく判断と不利益にならない主張を感情的に行う必要があるのです。

理性、言い換えると論理的な思考に基づく判断は感情よりも損得を判断の基準にします。

限られた組織・共同体において 差別 偏見 いじめを肯定される方は現在のポジションにおいては上位に存在し、マジョリティかもしれませんが、一歩その組織・共同体の外に出た瞬間、ポジションは下位に、マイノリティに変わる可能性があるのです。

すなわち 差別 偏見 いじめの肯定は今のポジションでは得かもしれませんが ポジションが変わると損をするということです。

なのでそういった人達は現在の組織・共同体から外へ出ようとはしません。

終身雇用制度が完全に崩壊している日本において、ひとつの組織に固執することは不可能といえます。公務員も数年おきに配属替えがあるので 現在の部署で有能な仕事ができるからといって 部署替えでそのスキルが活かせるとは限りません。

差別 偏見 いじめ は可哀想 なのではなく
下位のポジション・マイノリティが損をする。
今はその立場でなくとも いつそのような立場に自分が転ずるかわからない。

と結論づけられます。


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