📑 父が入院し、書類の溜め込みが発覚する3/15午後
さて、怒涛のように更新しているが、いつまでもこんなものを書いていられるかという気持ちもある。
ところで、皆さんこの写真を覚えてますか?
そう、父の部屋である。
ベッド周りはちり紙だのオムツだのが散乱してとてもお見せできない有様だったのですが、そちらは掃除していた…。
父の書斎もどき部屋も個人情報が入り混じって、紙と本が積み上がって意味わからんのだが、このままでは虫が湧く…と私は思った。
汚物は消毒だーッ!!
とまではいかないにしても、この積み方の怪しい書籍や書類を一旦上に上げて、片付けているうちに、床に積まれている茶色の包装紙の束が何か怪しい。
……老人会の配布物!!
それも各52部!!
手付かず!!
五つもある!!
なんだこれ!?
私は言葉を失った。
慌てて母を呼び、尋ねる。
「これ!老人会の配布物、開けもせんで置きっぱなしなんやけど!」
母はそれを見て首を振った。
「あら〜。
お父さんが全部しとるから私は分からんよ。
このままにしとこ。」
コマンド選択:放置!
「いやいや駄目やろ。
ほっといたら新年度でまた配布物くるよ!
どっか窓口あるやろ!
だいたい、もう何年も前に老人会の会長辞めたんじゃなかったん?
なんでこんなあると!?」
そう、父は本来数年前には老人会の会長職は辞していたはずだった。
うろ覚えだが、80の大台に乗ったからとか言っていた気がするから5年も前の話だと思う。
母は、顔をしかめながら
「それが老人会でやる人がおらんからとか頼まれたみたいなんよねえ。
私はしとらんけん分からん。」
5年前の当時、母も老人会の会計を頼まれていたが、記憶力が怪しくなってきたことを理由に辞退していた。
ともかくも、母を説得して、送り状に書かれていた市役所の住所に、電話をすることになった。
父が入院したので送付をやめて欲しいと母が言うのと、どうやら市役所の方で老人会の名簿を把握しているから、副会長に連絡してみると言う返事をもらったらしき会話を遠くに聞きながら、私は父の部屋にルンバを放った。
ルンバは相当頑張った。
やはりこの部屋は埃まみれであった。
これからこの日、病院に尿漏れパッドを届けに行ったのだが、この書類の件は当然これで終わりではなかったのである。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。