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🛋些細な老化を積み重ねる 7/7

純然たる日記。

午前中、所用があって(具体的にはある書類を取りに)ヘルパーの着ている時間帯に実家に寄った。

客間に行ったら、母がヘルパーと共に、何故かござを持ってきた。
そして、当然のように重ねたカーペットの上にござを敷いた。

それでいいというのか。

風呂操作が分からない

あと、母親が風呂の入れ方分からないと聞いてきた。
普通の入れ方なら分かるが、母が知りたいのは違う。
本来の契約書と仕様説明書には記載がない、昭和の時代の太陽熱温水器に、工事中に無理を言って接続した、その湯の出し方だ。

知らん。

その工事には立ち会っていないし、説明も聞いていない。
念のため、風呂場の周辺や説明も探したし、仕様書も読んだが、やはり記載はなかった。
聞かれても、分からんものは分からん。

開いてた

昼間は一旦撤退して、夜一応もう一度実家を覗きに来た。
最近母のボケ具合が気になる。

あー、と思ったのは玄関ドア。
もう日が暮れているのに、まだ不用心に網戸状態、明かりが漏れていて無施錠どころか全開が露呈している。
いつもだったら、もう閉めている時間だ。

ランプもつけていない

母の生活習慣からは、夜間は道路に面した部屋のランプをつけているが,それもついていない。

これがついている状態
風呂場

風呂はどうしたのかと思ったら、結局普通に水を張って沸かしたらしい。
それだったら、明日(金曜日)はデイサービス(風呂)なので、シャワーすればいいのにと思ったが、母は既にシャワーも使いこなせない。

あと、夕方話を聞いていたら、玄関前と家の北側に立て掛けるスダレを、三河屋さんみたいに家に出入りしている外壁塗装の業者に頼んで立て掛けてもらったと言う。
頼んだこと自体はいいが、母の言動が妙だった。

「家の周りに全部立てかけてもらって、六千円って言うけん、高いねえ!って言ってやったとよ。
仕方ないけん、七千円払ってやったとよ!」

……。
なんで??

六千円を高いと認識して、千円の色をつけて七千円払う思考回路が謎すぎた。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。