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📑年金審査遅延、遺産分割協議書、実印紛失の憂き目に遭う 3/8〜9

3/8(火)

夕方実家に行くと、何か年金機構から封書が届いていた。

年末に母の支給年金と遺族年金の申請を出していたのだが、1月に受け付けましたハガキが来て、2月に何故か「手続きしてください(催促、行き違ったらごめんね)」封書が来ていたところ、今度はこれが届いた。

年金請求書の審査遅延について

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そもそも、2021年年末に出したのに、受付が1月17日になってる時点でふざけてるのかな?
こんなに時間かけてたら、ジジババの片割れが死んでしまうわ。

ともかくこの日は他に、やっと相続情報一覧図ができたことだし、遺産分割協議書を打って、内容について兄にも了解を取る。

あとついでに納骨の時に実印を持ってきてくれるように頼む。

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3/18(水)

夕方。

プリントアウトした遺産分割協議書を持って、実家に向かう。

とりあえず住所氏名は自書と実印(印鑑証明書の印鑑)が必要なので、母にも頼もうと思ったら、ちょうど母はレンジで温めた米をご飯茶碗に開けようとしているところだった。

食事しながら聞いてくれたら良いと言って、実印を後で用意しておいてくれるように頼んで客間に行き、一時間ほどして帰宅するために声を掛けようと台所に行ったら、

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何故か、レンジから出したご飯が茶碗に盛られたまま母がいない。

冷めてる!?

は?と思って、母の部屋を見たら、母が一生懸命実印を探して、この惨状だった。

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どうやら認知症の母は、一つのことが気になったらご飯も放置して実印を探し始めてしまったらしい。

「あんた、実印がないんよ。」

あっそう。

無いわけない。(自宅の土地は母のなので不動産取引をしたことがある以上実印は持っている)

が、物理的に見つからないというのは動かし難い事実のようで、一緒になって確認したがなかった。

「もしかしたら貸金庫に入れとらん?」

可能性ではあるが、銀行の営業時間に確認してみようという。

「それで見つからんかったら、今ある印鑑、印鑑登録して実印にすればいいけん。」

「印鑑はなかったとよ。」

無いわけない。

「いやだけん、印鑑ぐらいいっぱいあるやろ。」(なんなら父のも11本くらいある)

「これは普段使っとるやつよ、生きとるやつ。」

どうも押し問答に「印鑑がある」「ない」を数回繰り返し、どうやら母は「現在登録している実印がない」に固執していると気づく。

「その普段使ってる奴を印鑑登録したらいいやん。
 やけん、もう探さんでいいけん。」

とりあえず夕飯を食え!

「ご飯食べりぃよ、冷めとうやん。」

「ご飯を食べるような気分じゃないんよ。」

気分の話じゃない!
まあ、言えば言うだけ執着するだろうから、とりあえず、月曜日に作っておいたゴミ袋二つを出して帰った。

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投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。