◉母が粉瘤(アテローム)診察に連れて行ってくれと要求してきた 9/21
前回?、突然、「歯が折れた」と言って歯医者を要求した🦷母であるが、この日も夕方様子を見に行ったら、頻回に楽器の邪魔をしに来た。
そして何回目か、邪魔をしに来た母は、何やら新聞の切り抜きを持っていた、
──なんだ?
母は言った。
「あんた、ここに電話して連れて行ってくれんね、多分フンリュウが出来とるとよ。」
突然の要求に、一瞬脳内で漢字変換できなかった。
「なん、いきなり。
ちょっと見せて。」
記事を見ると粉瘤(アテローム)という、まあ、毛穴に老廃物が溜まって腫れ物になってしまう疾患の治療の広告宣伝ページだった。
(粉瘤の詳細な説明はこちら)
母は、まあ体質的にそういうものが出来やすいらしく、過去にも似たようなものができたと言っていたことがある。
「首の真後ろにできたけん、気持ち悪いとよ。
出来るだけ早く連れて行ってくれんね。」
母の首の後ろを確認すると、確かに粉瘤と思われる、毛穴を中心に直径2センチほどの腫れ物が出来ていた。
まあ粉瘤なんか死にはしないんだが、場所がちょっと気になる。
翌日以降、予約できるかどうか電話してみることにする。
しかし年寄りは引きも切らず割と何か起こる。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。