苦しいときは、無条件で苦しいわよね。
こんなのはどう?あんなのはどう?
なんて。
趣味の延長から始まった、誰かの話を聞く役割。
一応40年弱と言いますか。たかだか40年かもしれないけれど。
学んだ事や、自分の経験則から、伝えられることはある。と思ってる。
今日もそんな、話を聞いて、何か伝わればいいなって思ってお伝えした後の事。
自分のリアルライフに戻ると。
暮らすことや生きることが、ほんとに生半可じゃないってことを、目の当たりにする時がある。
相談されて、私が返しているビジョンも、キレイごとなんじゃないかって思うぐらいに。
結婚して間がない頃。
専業主婦をしています、とか。
海外で暮らしていて、今久しぶりに日本に帰っています、といった話を誰かとしていた時に。
「良いご身分で」と言われたことがある。
さらって流したつもりだったけど、何気に何年たっても、私の中に刺さっている言葉。
こんな時代に専業主婦で。
高価なものを欲しがるわけではないけれども、何か欲しいものも手に入れられている。
確かに、良いご身分なのかもしれない。
そんな風に、自分もどこかで感じているんだろう。
だから、ずーっと。ちょっとしんどい時も。
「幸せなフリ」をする癖がついてしまっているんだと思う。
今ならわかる。
何を持って、どんな暮らしをしていようと。
人は、苦しいときは無条件で苦しい、ってこと。
わかるからこそ、自分の役割に活かしたい。
でも女々しく。
何年も前に、自分の心をえぐった言葉を思い出してしまうあたり。
今、私も疲れてるんだろうな。
そうね、食べて寝るとしましょ。
一生懸命生きてるんだもの。
心が風邪っぽい時だってあるわよね。
最後の最後までお読みいただきまして、ありがとうございました! 良い息抜き時間になりましたように。