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「どうでもいい」が増えるほど幸福度がUPする説

こんにちは、ゆうです。
最近「どうでもいい」と思う瞬間が増えました。

・他人から常によく見られたい? んー、どうでもいいかなあ。
・最近○○って結婚したらしいよ? んー、どうでもいいかなあ。
・今の流行は○○だってさー んー、どうでもいいかなあ。

我ながら、人や周りのことに興味を持たない薄情な奴だなぁと思いますが、
こういう風に「どうでもいい」が増えたら、自分の幸福レベルが上がった気がするんですよね。

なので、今回は、この「どうでもいいが増えるほど幸福度がUPする説」を、もう少し詳しく検証していきたいと思います。

映画すらも倍速&スキップするZ世代

最近、こういう記事を見ました。

私が気になった点を記事から抽出すると、
どうやら20~30代にあたるZ世代では、
ドラマや映画などを倍速やスキップをしながらみる人が多いみたいです。

実は私も心当たりがあります。
ドラマや映画を倍速で見ることは私もありませんが、アニメ数十話分を一気見するときはOPとEDはスキップしています。

私の知り合いにも、Youtubeは基本的に2倍速でみるって人が居ます。彼曰く、「よりたくさんの動画を見たい」けど「時間をたくさん使うのは勿体無い」から、2倍速で見るようになったそうです。

Z世代に限った話ではなく、どの世代でも少なからずある話なんじゃないかと思います。

そういえば、時代の流行という面でも、短時間のものが流行ってますよね。TikTokやYoutubeのショート動画、そしてInstagramのリール動画。今流行しているコンテンツは、どれも短時間のものが多い気がします。

マーケティングにより強烈な誘惑が蔓延る時代

私、映画の2倍速で見る人やTikTokの短い動画が増えている原因は以下の流れのせいではないかと思います。

①インターネットの発達による膨大な数のコンテンツの認識が可能に
②一人が認識できるコンテンツ量の増加に対し、コンテンツ消費に使える
③自分が見るコンテンツの取捨選択を余儀なくされる
④が、マーケティングによる「いかに顧客から時間を奪うか」作戦が行われるため、消費者はコンテンツを選びきれない
⑤結果、消費者は「自分が見るコンテンツをたくさんの選択肢から選ぶ」から「大量のコンテンツをいかに早く消費するか」へシフト
⑥そのため、消費者にとって「短いコンテンツ」がより自らの目的に合うようになる
⑦それと同時に、企業側もデータ分析により、消費者が求める「短いコンテンツ」をより全面的に押し出すようになる
⑧「短いコンテンツ」が世の中で溢れるように広がる

少々、回りくどい言い方になってしまったので、簡単に要約すると、

・インターネットの普及により、一人の人間が認識できるコンテンツの量が増加
例)まとめサイトを見れば、おすすめの映画100本はすぐ分かるように。

・巧みなマーケティングにより、魅力的にみえる商品・サービスが沢山目に入るようになった
例)沢山の広告やバーゲンセールが溢れ「欲しい・気になる」があり過ぎる状態に。

→様々な要因が複雑に絡まった結果、
「いかに早く大量のコンテンツを消費するか」に重きを置いた人々が増加

みたいな感じです。
んー、これでも伝わりにくそう。(だし、理論の欠陥がありそう)
また日を改めて、ここだけまとめ直そうかなあ。

どうでもいいが増える=やることを絞れる

話は最初の本題「どうでもいいが増えるほど幸福度がUPする説」に戻ります。

先ほど話した通り、
現代は強力なマーケティング戦略も絡まって、強烈な魅力をもつ誘惑が満ち溢れています。街を歩いても、家でネットを開いていても、欲しい、見たい、気になる、と我々が思うモノやサービスばかりなんです。

こんな状況において、
「どうでもいい」という気持ちは一種の取捨選択を促します。

例えば、あなたは、アウトドアはどうでもいいと思っているとしましょう。(アウトドア好きな方は本当にすみません。あくまでも1例ですので許してください。ちなみにですが、私は自然が好きです)

「アウトドアはどうでもいい」ってなる事は、「アウトドアへ興味関心を抱く」という選択肢が1つ減るってことですよね。こうなれば、いくら企業がアウトドアに関する魅力的な勧誘をしてきても、あなたは気にならなくなるんです。

これは同じコンテンツ内でも同じように働きます。

あなたはアニメを見るところだとしましょう。何を見ようかなとNetflixのトップページをスクロールしています。そんなとき、「学校系のアニメはどうでもいい」と思っていたら、今から見るアニメの選択肢の中に「学校系のアニメ」は入らないですよね。学校系のアニメ以外の選択肢から今から見るアニメを選ぶはずです。

このように、「どうでもいいこと」が増えると、自然とやることが絞れるのです。

1つのことに集中できる幸せ「フロー」の体感

でも、何でやることを絞ると幸福度が上がるの?と疑問が生じるわけです。

この答えは、「フロー状態」というキーワードにあると私は思います。

フローってのは、心理学で使われている用語なのですが、
よく知られる言葉でいうと、「ゾーンに入る」とか、「無我夢中」とかになります。つまり、今やっている目の前のことに集中して、完全にのめり込んでいる状態を言います。

そして、フロー体験が多いほど幸福度が高いって話もあったりします。※1
自らの実体験としても、時間を忘れるほど何かに没頭した日は、充実感というか幸福感で満たされるような感覚があります。

先程、どうでもいい事が増えると、自然とやる事が絞れると言いましたが、
まさしくやる事を1つに絞り、それに無我夢中で取り組んでいる状態が「フロー」なわけです。

つまり、どうでもいいことが増えると、自然と取捨選択ができるようになり、結果的に1つのことに集中できてフロー体験をしやすい状態になるというわけです。(あくまで私の一考察ではありますが。)

意識的に「”自分にとって”どうでもいい」を作る

ここまで長々とつらつら書いてきましたが、私がこの記事で一番伝えたい事。
それは、

「意識的に『”自分にとって”どうでもいい』を作ってみよ~」

ってことです。

現代は「情報を求める力」と同時に「情報をふるいにかける力」が大切です。過剰なマーケティングによる数多の誘惑に毎回引っかかっていたら、お金も時間も足りません。自分の人生なのに、周りの人たちに振り回されまくって終わってしまいます。

だからこそ、「情報をふるいにかける力」の1つとして、
「”自分にとって”どうでもいい」を作ってみて
ください。

正直、私が発信している内容を無視してもらって構いません。あなたの人生なので、あなたが決めてください。私にその決定権はありません。
その結果、あなたが私のことを「”自分にとって”どうでもいい」と分類しても、私は構いません。その選択があなたにとってベターな選択であり、あなたの人生の為になる選択なので。

そして、もし、あなたが私の発信する内容を見ると決めたなら、私は嬉しい限りです。あなたにとって、そして私にとって役立つ知識や情報を全力で探して、お伝えしていきたいと思います。今後ともお付き合いのほどよろしくお願いします。

と、こんなところで今日はお暇しますね。
ではまた~

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とはいっても、1つの事に集中するの難しいよね~
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HPでは、上記の記事を含め、「もっとうまく立ち回れたらなあ」を減らすため、心理学などの役立つ知識をまとめています。もしあなたが「生きるのが不得手」「もう少しうまく立ち回りたい」 って思う人なら、役に立つかもしれません。

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