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やさしい というもの

 やさしい ということに

 違和感を覚えるのは なぜ

 やさしい というものに

 違和感を覚えるのは なぜ

 求められているものの イメージが

 その言葉が持つ 意味との 相違が

 何となく 想像させられて しまう

 から イメージできて しまうから

 なのかも しれない

 やさしさには きっと 様々な意味が

 内包されて いるのだけれど

 甘さ という 面だけが 強調されて

 イメージが 定着して いる

 そんなふうに 感じてしまう

 きびしさ にも 叱責 にも

 やさしさは 内包されている

 きびしい ことが やさしい 

 そんな わけでは ない

 きびしい ことが よいこと

 そんな わけでは ない

 相手を見る という やさしさが

 相手を思う という やさしさが

 そこに 現れて いるのなら

 そこに やさしさは 存在する

 甘い だけでは やさしさ ではない

 甘えさせることが やさしさではない

 甘い ことが 悪い わけではない

 甘えさせることが 悪いわけではない

 相手を見て 相手を思い

 そのときに 必要なこと

 それを 伝える ことが

 大切なことでは ないか

 そのときに 必要なことは

 突き放す ことではない

 感情的に なりはしない

 相手に伝わっていなければ

 それは きびしさ でも やさしさ でも ない

 ただの 感情の 発散に 近しい もので ある

 伝えること 伝わること

 相手を見て 相手を思う

 そんな やさしさ が

 やさしい という 意味が

 広まって いけたら いいのに

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。