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【3万1千文字】PwCアドバイザリー徹底攻略


お初にお目にかかります。梨🍐と申します。

今回は、企業攻略シリーズの記念すべき第2弾としてPwCアドバイザリーを取り上げていきたいと思います。

PwCアドバザリーは何と初任給が670万もある超高給企業です。これはEY・DTFA・KPMG FASと比較しても大胆な数字でしょう。PwCアドバイザリーに入社できれば、新卒1年目からかなり余裕のある暮らしができるでしょう。

PwCアドバイザリーを受ける方は、外銀や証券IB等を狙う就活強者から「FASとは何?」といったミーハー就活生まで、幅広くいらっしゃるかと思います。

Big4 fasの一角というだけあって、PwCアドバイザリーのネームバリューやレピュテーション、待遇はかなりのものになります。そんな高待遇人気企業だからこそ、PwCアドバザリーに挑戦することを忌避してしまう方も一定数いらっしゃるかと思います。特にケース面接やフェルミ推定に苦手意識を持っている方は真っ先にコンサル業界から目を背けてしまいます(私も以前はそうでした)。

しかしながら、昨今のコンサル需要の高まりから総合コンサルの採用数は拡大に拡大を重ねており、PwCアドバザリーも例外ではありません。他のbig4系のfasと比べて採用人数が多いPwCアドバザリーは比較的受かりやすいとも言えるのです。しかも、PwCアドバイザリーは1年に2回も挑戦することができてしまいます。一度落ちても再チャレンジできるということです。

以下は梨によるbig 4系 fas各社についての情報・考察まとめです。

DTFA
採用人数200人、推定内定者数450人~500人。

選考フロー
ES・テストセンター(SPI)→GD→1次面接→最終面接

特徴
fasの中の一番手か二番手。よくKPMG FASと争っている。応募者のレベルはbig 4の中でダントツに低い。大量採用かつ書類ボーダーが低いので、最初のGDでの学生レベルは悲惨。論理的思考力はもちろん、文章作成力・読解力、コミュニケーション力が乏しい学生が散見される。また、big4 fasで唯一ケースやフェルミが出題されない(かもしれない。人により異なる)。というわけで、新卒入社でのレピュテーション就職偏差値低めである。
選考難易度は星1

PwCアドバイザリー
採用人数60人程度、推定内定者100人。

選考フロー
ES→TG web-eye→GD→ケース面接→1 day job→人事面接→パートナー面接

特徴
応募者のレベルはbig 4の中で2番目に高いと思われる。選考フローが一番長く非常にめんどくさい。採用が夏・秋・冬で分かれており、夏の選考と冬の選考ではレベル感が大きく異なる。採用人数が比較的多いため受かりやすいとも言えるが、DTFAより金融オタク・地頭いい系学生が多い。TG web-eyeさえ失敗しなければGDには進める。ただし、PwCアドバイザリーにおいてTG web-eyeはグループ全体の選考に大きく影響する(有料部分で後述)。また、ケース面接が確定で出題されるため対策は必須。ただ1年に2回エントリーできるという意味では受かりやすいかもしれない(一度落ちると2回目は書類で落ちる噂については有料部分に記載)。新卒入社でのレピュテーションや就職偏差値はかなり高い
選考難易度は星3

KPMG FAS
採用人数20人程度。推定内定者30人程度。

選考フロー(本選考)
ES・TG web→GD→1次面接→最終面接

特徴
fasの中の一番手か二番手。よくDTFAと争っている。応募者のレベルはbig 4の中でトップクラス。というか、戦略コンサルや証券IBくらい難しい。内定者のレベルはとてつもなく高い。少数精鋭かつ書類ボーダーも高いので、最初のGDでの学生レベルもとんでもなく高い。論理的思考力・文章作成力・読解力、コミュニケーション力を兼ね備えたスーパーマンがうようよいる。KPMG FAS内定者のほとんどは内定を蹴らないと思われるので、内定者は採用人数の1.5倍いたら多いかと思われる。ケースやフェルミどちらかが出題される。もしくはその両方。新卒入社でのレピュテーションや就職偏差値は最強
選考難易度は星5

EY FAS
採用人数15人程度。推定内定者25~30人程度。

選考フロー(本選考)
ES→テストセンター(SPI)→1次面接→ジョブ(2次面接)→最終面接

特徴
fasの圧倒的4番手。謎に満ちている。そもそも新卒採用の歴史が浅く(確か2019年ごろ)、情報がほとんどない。ワンキャリアでも見つからない。応募者のレベルはbig 4の中でもそこまで高くない(ジョブのレベルは高くなかった)。内定者は夏のジョブ経由者が大半を占め、着地は15人程度を目標にしているらしい。どれくらいの内定承諾率なのかは不明だが、本選考のテストセンターでBCに案内された知人を数人知っているため、BCよりテストセンターのボーダーが高い。9月ごろに内定が出るため、就活を辞めてしまう人多く意外に承諾率が高い可能性がある。EYでは必ずフェルミ推定が出されることで有名だが、私の場合は資料を読んで簡易的なバリュエーションをするというケース的な感じだった。新卒入社でのレピュテーションや就職偏差値は低くも高くもない。
選考難易度は星2


FAS業界は、M&Aや財務という専門性が高い業界ということもあり、多くのミーハー就活生が志望動機固めや業務理解を十分に行わず撃沈してしまいます。

そんな数多くの屍を超えていくために、本noteでPwCアドバイザリーの選考情報はもちろん、そもそもFasとは?待遇は?対策方法は?、といった情報を徹底解剖していきたいと思います。また、内定者の私が面接で実際に話した内容もそのまま記載しています。そしてさらに、M&Aに関する用語録も記載しておくので、M&Aの理解も捗るかと思います。

PwC アドバザリーではwhy fas・why PwCについて詰められることで有名です。M&A関連業界は外銀・証券IB・仲介などがあり、なぜfasなのかの徹底的な理解が求められるのです。特にM&Aについて詳しくない就活生からすれば、HPを読み込んでも何をしているのかさっぱりわからないなんてこともあるかと思います。

私自身M&Aやfasについての詳しい知識はありませんが、それでも内定をいただくことができたので、初心者に優しい体験談・記事になっているかと思います。

それでは有料本編へどうぞ。


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