菜砂芽nasame

詩や小説を書き、絵を描くことが好きです。 SDカードに保存していた詩や小説が消えて絶望…

菜砂芽nasame

詩や小説を書き、絵を描くことが好きです。 SDカードに保存していた詩や小説が消えて絶望し、ネットに残そうと決意しました。膨大な量があります。 画像は基本的に、私の作品に合うと感じた『みんなのフォトギャラリー』の物です。作者の方、素敵な作品を有難うございます。 2020.8/22

マガジン

  • 2ただの言葉集め。詩ではないのかも知れない

    変な私が集めた、変な言葉です。(2018〜2019年) だいぶ人間不信になっていた頃に書いたもの。

  • ただの言葉集め。詩ではないのかも知れない

    変な私が集めた、変な言葉です。(2020年〜) これまでの人生を振り返ったり、現在にかけて、わりとダークな詩が多い。

  • ひとりごと

    思想強めの呟きです。

  • 心の掃き出し口

    詩からの派生、『話したいこと』

  • 言葉の崩壊(〜2018年)

    あらゆる意味で、人生のピークの時に書いたもの。みっともない愛関連が多め。

記事一覧

【ベルを鳴らして】

これ以上会うのが辛い なんて、 きみにはこの感情は分からない だってきみは 僕を愛さないと決めているから 私は何も 望んではいけない この名前が こんなにも辛いとは…

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【運命】

運命とは要するに その後もそれを 『運命だった』 と思えるかどうかを 試されているということ

2

【な、やむなんて】

今まで2人だけの世界・視野しかなかったから その他大勢の中に私たちが登場してしまえば もう物語として成立してしまいそうで… 恐かったの そうなることで 世界は簡単に…

1

【アクナキ】

私自身が不幸を愛していることに気付いたとき 私の希望は全て無意味なことなのだと、 悟ったのです

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【nightmare】

途中で目覚めても 油粘土のようにまとわりついて べたっと取れない感覚 心臓は異常なほど早く脈打って 逃れられない恐怖と闘うの 私を排除する動きが加速している

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【去れば・然れば】

甘い関係は終わりを迎えて 一筋の光とはオサラバ 闇に帆を進める私を 月さえ味方しない私を 次はどこかで 誰かが噂するだろう 弔いのことばを かけるのだろう

【雨粒】

静まりかえった寝室で 私の呼吸だけが 響くこともなく 空間に消えていく 音も無く 声も無く ただひたすらに 闇を従えて 痛みの懐かしさに触れて ただひたすらに …

1

『言葉もなく
ただしがみつくように
抱きついていられる時間がほしい』

『大人であることの意味と
言葉を失うことの意味』

【ゆびきり】

走れば走るほど 外気と私の肺の空気が交換され およそ完全に入れ替わったかのように思える頃には 胸が痛く苦しくなって 粘膜に突き刺さる 冬の空気 静寂の中、 私の荒…

3

【わだかまり】

今の行いが意味を持つようになるのは 未来があるから 未来がなければ 今の行いなんて、無意味なんだ 今の行いは、 未来にのみ、 意味を持つ

『今じゃない今じゃないを続けると
やがて全てを失うことになる』

【帆を上げて】

羨むことの惨めさと 虚しさゆえの 愛くるしさよ

1

【矛盾】

私の逆さまの世界では 今でも頭上にはまん丸のお月様 そして背中には白み滲んだ太陽 もっともっと黒くなれ 誰も明けることを望まない 逆さの世界

1

【限り無い】

私は波間に ぽつんと立っていた いつの間にか潮も引き、 私は小さな中州の上に立っていることに気付いた 空を小さな明烏が横切ると 私の身体は一気に冷え込み 肋の骨…

1

『私の評価は

そんなところに

載っていない』

【ベルを鳴らして】

これ以上会うのが辛い なんて、 きみにはこの感情は分からない だってきみは 僕を愛さないと決めているから 私は何も 望んではいけない この名前が こんなにも辛いとは思わなかった

【運命】

運命とは要するに その後もそれを 『運命だった』 と思えるかどうかを 試されているということ

【な、やむなんて】

今まで2人だけの世界・視野しかなかったから その他大勢の中に私たちが登場してしまえば もう物語として成立してしまいそうで… 恐かったの そうなることで 世界は簡単に 壊れるリスクを伴うから

【アクナキ】

私自身が不幸を愛していることに気付いたとき 私の希望は全て無意味なことなのだと、 悟ったのです

【nightmare】

途中で目覚めても 油粘土のようにまとわりついて べたっと取れない感覚 心臓は異常なほど早く脈打って 逃れられない恐怖と闘うの 私を排除する動きが加速している

【去れば・然れば】

甘い関係は終わりを迎えて 一筋の光とはオサラバ 闇に帆を進める私を 月さえ味方しない私を 次はどこかで 誰かが噂するだろう 弔いのことばを かけるのだろう

【雨粒】

静まりかえった寝室で 私の呼吸だけが 響くこともなく 空間に消えていく 音も無く 声も無く ただひたすらに 闇を従えて 痛みの懐かしさに触れて ただひたすらに 心を許したことを 後悔するだけだ

『言葉もなく ただしがみつくように 抱きついていられる時間がほしい』

『大人であることの意味と 言葉を失うことの意味』

【ゆびきり】

走れば走るほど 外気と私の肺の空気が交換され およそ完全に入れ替わったかのように思える頃には 胸が痛く苦しくなって 粘膜に突き刺さる 冬の空気 静寂の中、 私の荒い息遣いだけが耳の内側から 響いている そんな 凍てつく夜に 私は独り あの日を思い出す

【わだかまり】

今の行いが意味を持つようになるのは 未来があるから 未来がなければ 今の行いなんて、無意味なんだ 今の行いは、 未来にのみ、 意味を持つ

『今じゃない今じゃないを続けると やがて全てを失うことになる』

【帆を上げて】

羨むことの惨めさと 虚しさゆえの 愛くるしさよ

【矛盾】

私の逆さまの世界では 今でも頭上にはまん丸のお月様 そして背中には白み滲んだ太陽 もっともっと黒くなれ 誰も明けることを望まない 逆さの世界

【限り無い】

私は波間に ぽつんと立っていた いつの間にか潮も引き、 私は小さな中州の上に立っていることに気付いた 空を小さな明烏が横切ると 私の身体は一気に冷え込み 肋の骨にえぐれるような痛みを感じ始めた そこへ一人の少年が どこからともなくやってきて 「その衣は、あなたの物ですか?」 と、変なことを聞いてくる 寒さに唇が震え、まともに声を出せずにいるや、 少年はこう続けた 「もう一度あの明烏が横切るとき、あなたはそこに居てはならない。」 やっとの思いで「なぜ

『私の評価は そんなところに 載っていない』