元気ないときに元気ないって言えるといいよね。|フリーランスで生きていく #12
個展前になると毎回メンタル崩壊している貧弱系陶芸家ですこんにちは。
さて出だしから鬱陶しいけど、でも聞いて。
お願い、聞いて。行かないで。
(メンヘラ発動)
クリエイティブの仕事ってつらくない?
一人で責任負ってリスク取って己と向き合い続けるしかない仕事つらくない?
いやフリーランスだとか会社員だとかに限らず、一生懸命仕事してたらつらいよね?仕事じゃなくて家事だって育児だって介護だってさ?一生懸命やってるんだもん誰か褒めてくれよ!!!!!
ハァ、すみません取り乱しました。
でも私ちょっとだけ成長したんだ。
「しんどい。いま私元気ない。」って言えるようになったんだ。
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これ先日俺のマブあやちゃんと長時間通話(TOKYO⇄LONDON)していたときに言われてはっとしたんです。
今までの私たちは、
「実はあのときけっこうギリギリだったんだよね」
って話をすることはあっても、今まさにしんどい!ヤバイ!みたいな状況を、相手に話すことはなかなかなかったんですよね。
とにかく私は誰かに頼るとか、甘えるとかが苦手。
うわーーもう無理ーー!つらいーー!
ってことがあっても自分の中に溜めていく一方で、せいぜいドライヤーの騒音に紛れながら「うわーーーーんやだやだもうやりたくなーーいーーーーーー!!!!!」って叫ぶくらいしか、方法がなかったんですよね。(やることが小学生)
でもそれって結局良くない循環しか生まなくて。
ひたすら自分で自分を鼓舞してワッショイワッショイ自家発電は限界があるんだぜ。じわじわとHPは削られていって、すっからかんになってようやく気づく。うわ、アタシ、もう無理かも。
そんなところまで落ちてからの回復はそりゃあ大変だし、時間もかかるよね。
だからできればHP40くらいのところで誰かからかいふくのくすりをもらいたい。
もっと欲を言えばHP60くらいでちょこちょこいいキズぐすりを使って、アベレージ80くらいを保ちたいものです。
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相手に頼るのが苦手。っていうのは結局、
それだけ相手のことが大事。ってこと。
それに自意識の低さや自責癖が絡まって、
「迷惑かけちゃいけない」
「相手の時間を奪っちゃいけない」
「私なんかのために申し訳ない」
そんなふうに考えちゃうんですよね。
ああなんてジメジメしてるのかしら。
でも逆で考えてみれば、
自分の好きな人、応援したいと思っている人から頼られたら
「それくらい全然ウェルカムだよ!」
「もっと早く言ってよ!」
「むしろつらいまま何も言ってくれないほうが寂しいよ!!」
なんですよね。
元気なときも、元気じゃないときも私があなたを好きなことに変わりはないよ。
自分が何をしたか、何を言ったかに関わらず、
自分のことを受け止めてくれる、話を聞いてくれる、肯定してくれる存在がいるというのは本当にありがたいなと思います。
一人でもそういう人がいればいいし、
いなければペットでもぬいぐるみでも画面の向こうの推しでもなんでもいいと思うんですよ。
(私はよくクッションに話しかけているぞ)
とにかく
「私いましんどーい!」
って。
口にするだけでもちょっと楽になるよ。
(頭の中で思っているだけと、音として自分の耳で聞くことは全然違うと何かの本でも書いてあった)
たぶんそれすら言えない状態って、本当に自分に厳しすぎる。
ちょっとくらい弱音吐いたって、元気じゃなくたっていいじゃないか。
その感情を外にだす、誰かに言ってみるってのも
練習だと思うんですよね。
話してみたら、意外とけろっと受け止めてもらえることもある。
話してみたら、それだけで気持ちが軽くなることもある。
「ああそういうこともあるのか」
この結果を積み重ねていくのが本当に大事です。
すぐ忘れるからね、私たちの脳みそって。
身体の健康も心の健康も、そう簡単には手に入らないからね。
ぼちぼち、ちょっとずつ、でいいんですよ。
読んでいただきありがとうございました! サポートしていただいた資金で美味しいものを食べて制作に励みます。餃子と焼肉とカオマンガイが好きです。