見出し画像

東京オリンピックが終わって

オリンピックが終わった。
ふんふん、こういう演出かぁ、開会式も地味で暗かったけど、閉会式もやはり地味だ…と思いながら、閉会式を観た。
思い返してみても、開会式と閉会式に、後世まで心に残るような感動は、私はなかった。演出が小さく細切れで、ナレーションがないと演出の意図がわからなかった。ドローンやCGの光よりも、日本の花火職人の素晴らしい花火や、もっともっと日本の文化を全面に押し出したショーが観たかった。開会式も閉会式も、選手の笑顔が一番の見所だったかもしれない。

閉会式で一番楽しみにしていたのは、パリへの引き継ぎ。
五年前の日本の紹介動画からの安倍マリオが今も心に残っていて、あの演出はなかなか良かったと思っていたから、今回はどんなだろうなと楽しみにしていた。

閉会式も終わりに近づき、パリへの引継ぎ映像が流れてきた。
演奏と都市の紹介映像のセンスがいい。編集の美意識が高いし、とにかく街が美しい。
パリってこんなに綺麗なのか。
街そのものが芸術品のようで魅入ってしまった。
エッフェル塔を横切る戦闘機。トリコロールの煙。
そして美しい街に集まった、大勢の人々の歓喜と熱気。

ああ、そうか。
開会式にも閉会式にも観客の歓喜と笑顔がなかったから、余計に寂しく思えたもかもしれない。

次の開催地パリには、すでに熱気があった。
マスクをしている人もしていない人も、距離を空けずにくっついて笑っていた。
フランスの感染者は、日本よりずっと多いのに、この違いはなんだろう。

パリの街の美しさと人々の歓喜を見て、「ああ、負けたな…」と思ってしまった。


東京オリンピックは、感染対策のルールが厳しかった。
でも、各国ともメダルを取った直後は、皆、歓喜の声を上げて、満面の笑顔でチームメイトやコーチとハグをしていた。人間本来の姿に嬉しくなった。
競技の前後に、マスクをしていない選手もちらほらみかけた。

もし、コロナが本当に恐ろしいウィルスなら、どうやってもオリンピックは出来なかったはずだ。
重症化率が高く、感染したら生死に関わる感染症ならば、世界中が開催に反対したと思う。オリンピックが開催され、各国から選手、メディア、関係者が来日したって事は… そういうことなんだ。
それに、恐ろしい感染症を防ぐ最良の方法がマスクならば、身体のケアを第一に考えてる選手が、開会式、閉会式でマスクを外すことはしないはずだ。健康な人がマスクを外すと感染するなら、飲食、テレビ収録、プール、海、全てを閉鎖しないとおかしい。


野球の決勝戦、アメリカベンチは、誰もマスクをしてなかった。
東京オリンピックを有観客にするか、無観客にするか議論している頃も、メジャーリーグやヨーロッパのサッカーは、マスクなしの満員の観客が声援を送っている様子がテレビで放送されていた。
アメリカもヨーロッパも、感染者の数は日本の比じゃないのに。
満員のメジャーリーグを放送しても、マスクをせずに声援を送ってる観客については、完全にスルーする日本メディア。。
アメリカは、ワクチン接種が進んでいるからだという人もいるけど、アメリカの接種率は、50%くらいで留まっている。おそらく、アメリカの接種率は今以上にの伸びることはないと思っている。


最初は私も人並みにコロナを恐れて、一生懸命、感染対策をしていた。
緊急事態宣言中に遊び歩く家族が許せなくて、喧嘩もした。
でも、徐々におかしいと思いはじめた。
モヤモヤする気持ちを納得させる為に、医師や感染症専門の教授や、調べたことを発信してくれている一般人の方のSNSやblogやnoteをたくさん読んだ。
アメリカⅮCDや厚労省の正式なデータもたくさん見た。
コロナやワクチンに関する本を4冊読んだ。

感染者と陽性者は違うのに、無症状の陽性者が感染者にカウントされていること、健康な無症状陽性者がウィルスをばら撒き、感染させるという科学的根拠はないこと、PCR検査で陽性ならば、死因がコロナではなくても、コロナ死亡者にカウントするよう、厚労省から病院に指示文書が出ていること…。


調べて、読んで…
真実を知るに至るのは、容易だった。

政府やメディアの嘘に加え、コロナパンデミックは、何年も前から計画されていた社会改革らしい。
いやいや、そんなはずはない、いくらなんでも世界がそこまで狂っているはずがない。そう疑ってみても、納得出来なかったことの辻褄が、全て合ってしまうのだ…。
皮肉なことに、最近の政府やメディアが、デマの火消しに必死なことが、ああ、やっぱりそうなんだと思う要因になってしまった。

今年に入ってから、街の雰囲気や空気感が去年よりも気持ち悪い。
電車に乗っている人も道行く人も覇気がなく、なんだか怖くなって目を閉じたくなる。
出かけても楽しいことをしても、社会全体の空虚感を感じてしまい、完全に心が晴れることがない。
悪い夢を見ているか、プールの底にいるような気分だ。

こんな思いを持っていることは、なかなか人には話せない。
久しぶりに友達から、連絡がくると、だいたい、感染者すごいけど大丈夫?○○株が怖いね。落ち着いたらランチ行こう。
最近だと、ワクチン打った?ワクチン予約した?

先日、昨日ワクチン打ってきたという友達と、これから予約するという友達に会った。
予約したかと聞かれたから、様子をみようかなと濁した。
いつまで様子みるの?とさらに聞かれたから、打たないかも、と言ってみた。
一瞬の沈黙のあと、こんな風に話し出した。

”日本人は、ワクチン怖いって言って、打たない人が多いから、感染者が減らないんだよ。
アメリカはほどんど打ってるから、自由になってきてる。”

(アメリカも半分の人は打ってないよ。ワクチンパスポートが全州で正式に法令化されない限り、頭打ちになるよ。接種者を増やすためと庶民を管理するためのワクチンパスポートだから、世界のあちこちで大規模なデモが起きているよ。)

”2回目は熱が出るから、打つ前に解熱剤飲んだ方がいいよ”

(発熱に備えるワクチンなんて前代未聞だよ。ほとんどの人が罹らないコロナは怖くて、ほとんどの人が熱が出るワクチンが怖くないのはなぜ?厚労省発表の接種後死亡者は900人を超えていて、接種後に重篤な状態になっている人は3000人を超えているよ。政府は因果関係を認めてないけどね…)

頭の中では明確な返答が出ているけど、言わない。
他人の選択に口出しは出来ないし、説得する気もない。

うっすら、私がこちら側だとわかってきている友達や田舎の家族からは、暇すぎておかしくなったのか?と思われている気がする。
物事を見る角度が全く逆になってしまったから、話が合わなくなっても根本的に分かり合えなくても、仕方がないのかもしれない。


自分では、洗脳されたわけでもなんでもなく、始まりはただの勘だった。
過剰な感染対策や報道や御用学者の言う事と、何も起きていない現実生活のギャップに違和感を覚えた。
私は自分の勘と感覚を信じている。
そして今、去年からなんだかおかしいなと感じた違和感は、間違っていなかったと確信している。



オリンピックが終わった翌日の昨日、新型コロナ厳格措置の見直しに厚労省が着手したとのニュースがあった。珍しくコロナ関連の朗報だった。
5類にしたらいろんな問題が解決するけれど、儲からなくなるところがたくさんあるし、今の状態を続けてほしい人達がいるから、反対勢力がすごいと思う。一筋縄ではいかないと思うけど、やっと見直しされるところまできた。
腐った報道ばかりだったメディアの中には、良識のある記事を書く社が出てきた。記事が消されたりしてるけど。声を上げる著名人もちらほら出てきた。

そして、最近、ドイツのBild(販売数世界6位のタブロイド紙)は、以下のように謝罪したそうだ。

「この国の何百人の子どもたちのため、私たちは社会に責任があります。政府も首相も、決して皆さんに伝えないことをここで言いたいと思います。

この一年半、政治があなたにしたこと、暴力、無視、孤立、孤独の犠牲者にしてきた方針について、許してください。あなたが社会にとって危険なように感じさせました。皆さんは、全く危険ではありません。
この嘘を信じないでください。皆さんを守るのは私たちの義務です。
子どもたちに、何が起きたか。たくさんの人やBildは、子どもたちを非難しました。でも何も起きていませんでした。

メルケルは、子どものためにサミットを開きますか?いえ、そうではなくて、子どもたちが子供らしくすると、祖父母を死に追いやると説得しました。友達に会ったら、友達を死に追いやることになるよ、と。
これらには、科学的根拠はありません。
子どもたちは自分を守れないし、選ぶ権利はないので、こういうことを強要するのはとても容易でした。
国が子どもの権利を奪うのには、そうすることで、本当に彼らを危険から守ることが出来ることを証明されなくてはなりません。
しかし、証拠は一度も提出されていません。

代わりに、まるで子供がパンデミックの要因であるというプロパガンダが行われてきました。このプロパガンダに反論する専門家たちは、一度も話し合いの場に呼ばれなかったのです。
この国の政治家は、選挙の投票所より、学校やスポーツ場を再開するべきです。そうでなければ、彼ら(子どもたち)は、良心の呵責に苛まれて多くの罪のない無垢な魂を、歴史の教科書に残すことになるでしょう。」

日本のメディアは、絶対にこんな事言わないだろう。日本政府の感染対策に異議を唱える医師は、たくさんいるけれど、分科会も政府も全く聞き入れないし、発信した情報は消されていく。どこの国も構図は同じみたいだ。
科学的に、かつ、良心に沿って発信してくれている医師や教授は、たくさんいるのに、テレビだけを観ている世代にはその声は届かない。



東京オリンピック閉会式の前日の8月7日、パリでは、ワクチン接種証明の衛生パスの提示義務に抗議する、24万人規模のデモが行われていた。
4週連続でデモが行われ、政府に抗議する人はどんどん増えている。

三年後のパリは、日本は、世界は、一体どうなっているんだろう。
私はもう50を過ぎていて、楽しい子ども時代も、ほろ苦い青春時代も、結婚生活も、手探りだけど幸せだった子育ても経験したから、自分はもういい。
子どもたちや若い人に、マスクを外して、対面で学んで、友達と思い切り遊んで、たくさんの人に出逢って、当たり前の自由な生活をして欲しい。

コロナの始まりの頃は、今は仕方ない…コロナが終わったら…マスクはマナー…マスクは優しさ…と思っていた。
でも、いまは違う。
ただぼんやり待っていたら、きっと終わらない。

気付いた人が勇気を出してノーマルな生活をすることが、この馬鹿馬鹿しいパンデミックを終わらせて、子どもたちに自由を取り戻す、唯一の方法に思えている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?