「有料老人ホーム」って何？

有料老人ホームは、高齢者の方々が自立した生活を送るための施設のことです。高齢になると、自宅での生活が難しくなったり、孤独を感じたりすることがあります。そのような方々が快適で安心な環境で生活できる場所が有料老人ホームです。

有料老人ホームは、介護保険施設である「特別養護老人ホーム」とは異なり、自立の方から入居できる施設もあります。そして多くは入所期限も設けていないため「終の棲家」としても選ばれる施設です。

有料老人ホームには主に以下の3つの種類があります。

１　介護付有料老人ホーム：介護などのサービスが付いた高齢者向けの施設。介護、家事、健康管理などのサービスが提供される。

２　住居型有料老人ホーム：食事提供や掃除、洗濯などの生活支援サービスが付いた高齢者向けの施設。利用者がサービスを選択します。また、介護が必要になった場合には、介護保険サービス（介護やデイサービスなど）を利用しながら施設での生活を続けることができます。

３　健康型有料老人ホーム：食事などのサービスを提供する高齢者向けの施設です。カラオケやトレーニング施設、レクリエーションやイベントが充実しているホームが多く、アクティブな老後を過ごすことができます。（自立ができて介護が不要な人）

このように有料老人ホームでは、自分のペースで過ごすことができ、必要な支援を受けながらも自立した生活ができる環境が整っています。入居者の皆さんの安全と快適な生活を支えるために、専門のスタッフが常駐し、日々の生活や健康管理をサポートします。

入居するためには、一定の入居費用や月額利用料が必要です。家族や本人の経済的な状況や希望するサービス内容に応じて、適切な有料老人ホームを選ぶことが大切です。