新型コロナー自殺者急増
上グラフは2019年と2020年度の7月以降の自殺者数の比較である(警察庁発表)。19年度は9707人、20年度は11375人であり 1668人増加しており、17%強の増加率である。児童・生徒の自殺者数は479人であり、前年度より約40%増加している。2009年度より日本の自殺者数は減少していた。2020年度にこれだけ増加するのは新型コロナによる様々な影響と考えられる。 例年のインフルエンザの死亡者数は約 1万人、一方新型コロナの死亡者数は昨年3500人弱であり、自殺者を除けば新型コロナ流行により日本人の平均寿命が伸びた可能性が大いにある。 医療体制ひっ迫と言うが、そもそも行政・政治・分科会の怠慢・無策の結果である。この程度の病気に対して、何故、これほど自殺者が増えねばならないのか?
この責任は誰にあるのか。 経済的苦境に立たされた者、人と会えなくなり相談できる機会がなくなった人達、単なる病気であるにもかかわらず誹謗・中傷をあび犯罪者扱いされた人々・・・この数字には彼らの悲しみと悔しさと怒りがこもっている。
1月15日、若い母親が自分の子供にコロナを感染させたのではないかと悩み、自ら命を絶った。彼女が死なねばならない理由など何一つない。 このような悲劇を作った者には、いずれ審判の日が来る。
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