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代表ハルのオピニオン

ナラティブベース代表ハル(江頭春可)が日本経済新聞電子版と連動したnoteメディア「日経COMEMO」のオピニオンリーダーとして寄稿した記事をご紹介します。

「まとまらない話をしよう!」--すぐに始められるナラティブ・アプローチ

会議やディスカッションの場で、「意見が出てこない」「対話が深まらない」と感じたことはありませんか?特に、組織のリーダー層は、この状況を「もっと主体性を持って発言してほしい」「リーダーシップを発揮する人材が育っていない」なんて、表現するのをよく耳にします。 でも、発言が少ない背景には、単なる意欲の問題ではなく、心理的な要因が大きく関わっていそうですよね、、、誰でも発言できる「心理的安全性をつくりたい」「フラットな関係性を構築したい」 うーん、でもいったいどうやって? こんにち

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「質問を深読みしない」だけで コミュニケーションが変わる!

10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ3】 質問を深読みしないテキストだと、相手はただ質問しているだけなのに、受け取り手は指示だと思ったり、責められていると感じたりする誤解がよくあります。 例えば、単純に「納期は明後日でも大丈夫ですか?」と質問されているのに

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「棚に上げ立ち戻る」だけで コミュニケーションが変わる!

10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ4】 棚に上げ立ち戻る自分からの返事が遅れたり、自分の説明に不足があったことでやりとりがややこしくなったりなど、「コミュニケーションになんらか自分に非がある状態」があるとします。 すると今度は、相手の返事が遅かったりなど

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「『ありがとう』を深掘りする」だけで コミュニケーションが変わる!

10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ5】 「ありがとう」を深掘りする 5つのコツ最終回は、テキストコミュニケーションだからこそのモチベーションアップのコツをお伝えします。 リモートコミュニケーションの中で、相手になんらかの感謝を伝えるシーンで「ありがとう

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ナラティブ対談-お客さまの声-

ナラティブベースのお客さまと、メンバー(コンダクター)とで繰り広げる【ナラティブ】な対談をお届けします。

「何をWebで発信すべきか?」を語り合うなかで、事業の新しい道筋をつくる

ブリコルールのコーポレートサイトの記事作成から始まった、ナラティブベースとのプロジェクト。対話しながら取り組んできたなかで連携の幅が広がり、現在、ファミリービジネス承継の支援に注力するというブリコルールの新たな道筋をつくる部分においても、ナラティブベースが関わっています。なぜこのようにプロジェクトが発展したのか、ブリコルール代表の野元さんと、ナラティブベースのチームコンダクター藤川が、これまでのプロセスを振り返りました。 共感を引き出す記事を、継続的に発信していきたい――ま

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【後編】〜障がいのあるなしを超えて〜語り合う文化が、ありたい姿を作り出す

前編に続き、バンダイナムコウィル常務取締役 藤沢聖子さんとナラティブベース代表 江頭春可の対談をお届けします。 バンダイナムコウィルは2021年より、ウィルのありたい姿(will)を従業員みんなで見つけ出す「ウィルのwillプロジェクト」を、ナラティブベースの伴走の下で進めてきました。そのなかで障がいのある「スタッフ」も含め職種や部署の垣根を超えて対話する「もっトーーク会」を繰り返し実施し、対話が“当たり前”のカルチャーができつつあります。そんな約2年間のプロジェクト実践の

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【前編】〜障がいのあるなしを超えて〜“はたらく”ことの喜びに気づく

株式会社バンダイナムコウィルは、障がいのある方の雇用の促進と安定を図るために設立された、バンダイナムコグループの特例子会社です。2021年、同社のありたい姿(will)を障がいのある社員を含むみんなで見つけ出す「ウィルのwillプロジェクト」を、ナラティブベースの伴走の下でスタートさせました。職種の垣根を越えて対話する「もっトーーク会」の実施を積み重ねてきたなかで、はたらくことに対する思いを知り合う・わかり合うカルチャーが醸成されつつあります。 スタートから約2年、プロジェ

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内製する文化から外に開かれたチームへ-ゼロからWebマーケティングの「自走」をつくり出す挑戦

新しいことに挑戦しようとする企業にとって、どんなパートナーと共に、どんな形でその挑戦に立ち向かうのが最適解なのでしょうか。株式会社技術評論社は、なんでも内製してしまう社内文化を超えて、外部リソースを活用したチームづくりに挑戦し、パートナーとの対話を繰り返しながら書籍のWebマーケティング施策の運営を仕組み化していきました。その計画立案、仕組み化のパートナーとなったのがナラティブベースです。 両社が連携して立ち上げ、社内自走ができるまでになった当プロジェクトについて、技術評論

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オープン社内報

(株)ナラティブベースの社内報を、皆様にも公開致します!10年以上積み重ねてきたリモートチームの“ナレッジ”を【突撃!型】で紐解いていきます。

12年間フルリモートを続けている組織のリアルな話【解決編】

こんにちは。ナラティブベース新人メンバーのかなえです。 本記事は先月のオープン社内報の続編です。 【課題編】では、チームメンバーが増えるなかで、 など、コミュニケーションがうまくいかなくなった例をご紹介しました。 この【解決編】では、ナラティブベースがどのようにこれらの課題に向き合い、解決していったのか?を書いていきたいと思います。 とはいえ、実はこれらの課題、解決しよう!と思って解決されていったわけではありません。 「どうすれば成果を出し続けながら、個々の成長を生

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12年間フルリモートを続けている組織のリアルな話【課題編】

はじめまして! 新人メンバーのかなえです。 ナラティブベースではWebマーケティング支援や、新規事業の設計支援、業務改善などのプロジェクトに関わっています。 このオープン社内報では、「ナラティブベースらしさ」を探るためにメンバーに突撃インタビューをしつつ、実際にメンバーとして働いてみた感想も交えてリアルな視点でお届けすることに挑戦していきます。 リモートチームでの働き方がすっかり安定しているナラティブベースですが、実は過去には失敗もしてきています。 こういうのって、う

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“フルリモート”でも強くつながれる?【パターン・ランゲージ】がコミュニケーションの秘訣

こんにちは。ナラティブベース育休インターン、クミコです。 突然ですが、こんな経験はありませんか? 3日前に依頼を受けて、〆切を伝えられていない業務。そろそろやらなきゃ。そんなとき、上司からチャット。 「明日までにできる?」 「急かされている?」と焦って、「○○を優先させてまして・・・」と回答になっていないレス。 さらにココロの中は「最初から期日伝えてよ!」「遅いってこと?」とモヤモヤ・イライラ・・・ 言葉通りに受け取れない、という経験は誰にでもあるはず。 特にリモートでは

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「フリーランス」で「チーム」ってどういうこと?やってみた彼女たちの声

はじめまして。ナラティブベース 育休インターンのクミコです。 最初に少しだけ自己紹介を。 IT企業本社で企画の仕事をしていたものの、夫の地方転勤が決定。子供が小さいこともあり、家族移住を決断。元の企画部署は出勤前提であったため続けられず、地方支社にて営業事務として働かせてもらうことに。 そんな時、フリーランスの女性たちがフルリモート&チームで働いている「ナラティブベース」の話を聞き、縁あって育児休暇中にインターンをさせていただくことになりました。 ナラティブベースとは?

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チームでリモートワークを12年つづけてきた結果

NarrativeBASEの12年 -「はたらく」をかたる、つくる、つながる。 この3つにこだわって、チーム×リモートワークをひたすら続けてきたナラティブベース の12年の軌跡と今を書き綴ります。

#14 ‘会社育て’ は ‘子育て’

思い通りにはいきません。いつも思うのだが、会社は子どもに似ている。 どんなに「こうあってほしい」と願っても、そんな思う通りにはいかないのである。特に初期は、なんでこんなことを始めたんだっけ?というくらい大変でも、始めてしまったのだから投げ出すわけにもいかない感じが、乳幼児期の小さな赤子を投げ出すわけにはいかないのとよく似ていた。生まれちゃったんだからしかたない!のだ。 2016年から2017年ごろ、当初5、6年目くらいにあったナラティブベースにはいろんな問題が起きていた。「こ

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#13 劇場のセオリー

板付きのセリフ客席が観客で埋まり始めた開演5分前。定刻通りか、5分押すか、舞台裏に確認が入る。「定刻通り」と指示を出すと、最後の客入りの曲がゆっくりと大きくなり、照明とクロスするように真っ暗な空間に音が溢れる。一転、静まり返ると同時に舞台にスポットライトが当たる。浮かび上がった一人の役者が静かに語り始める。 舞台の専門用語だと思うが、お芝居の明転にすでに役者が定位置に立っていることを板付き(いたつき)という。「板付きのセリフ」には、観客・役者・スタッフ含めその空間にある全意

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#12 ビジョンは立ち昇る

多様でいい、多様だからいい2015年、会社というより「コミュニティ」だったナラティブベースは、ビジョンらしきビジョンも持たず、事業らしき事業もないまま、すでに会社としては4年目に突入していた。それぞれのワークスタイルを実現するためのしくみづくりに邁進しつつも、私はこのコミュニティの求心力がなんなのか?それを言語化しなければ…とモヤモヤしつつ、一端の会社になるためにもそれらしいビジョンを掲げなければと躍起になっていた。 で、あるとき、じゃあ直接聞いてみよう!と主要なメンバーを

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#11 沈下と浮上の摂理

パラレルをどう表す?協業をするためのプラットフォーム(仕組み)が立ち上がりはじめ、仕事も増え始めた2014年ごろ、人を増やすためにメンバー募集を行った。今までは、「ママのキャリアを考える会」(前述)で知り合った人や、私の元同僚、その知人を中心に紹介でつながってきていた。このときは、10数名だったメンバーを5名ほど増やす計画で、募集文などを書いて、既存メンバーそれぞれがSNSなどを通じてメンバーを募った。 当初はまだ、「パラレルワーカー」という言葉はなかったので、私たちがしてい

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今日も「はたらく」女たち

プロジェクトベースでのパラレルな仕事、家のこと、子どものこと、日々思うこと、ナラティブベース メンバーの紹介や、各メンバーのnote記事、ライフスタイルをご紹介します。

わたしがnoteを書く理由

はじめまして、ハルこと江頭 春可(えがしら はるか)です。 フリーランスがチームで働くNarrative BASE(ナラティブベース)の代表をしています。この記事では、わたしとナラティブベース、そしてわたしのnoteについてご紹介します! 江頭春可(ハル)のプロフィール1972年東京生まれ、東京育ち。(吉祥寺歴50年) 早稲田大学在学中に学生劇団を旗揚げ、演劇活動を続けるが将来が見えてこず24歳のとき解散。遅い就職活動で株式会社リクルートに拾われメディアサイトの企画、広告

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好きな仕事にこだわりたい。追及した先にあったWワークという”しあわせなはたらく”

◆今までのキャリア ・20年以上外資系金融機関数社に勤務。約10年のバックオフィス業務の経験を経て、その業務改善プロジェクトや改善カルチャーの浸透、コーチングマネジャーの育成(自らも実践)などを10年以上担当。 ・2022年4月からはスタートアップのITコンサル会社にてクライアント企業のDX支援として業務デザインを担当。 ◆私の“しあわせなはたらく” 自分の好きで得意なことを、同じように好きで得意なことに取り組んでいる人(もしくは得意にしたいという意気込みのある人)と一緒に

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聴覚障害をハンデにしない 「自分らしい」リモートワークという働き方

◆今までのキャリア・アパレル会社での事務職(売上集計、ネット通販管理) ・区役所庶務(生活保護管理など) ・アパレル会社での事務職・営業事務職(ネット通販管理、撮影立ち合いなど) ・ベンチャー企業での事務職・対人援助職(就労移行支援の支援員、障害者雇用採用担当&定着支援担当、オンラインセミナー運営など) ◆私の“しあわせなはたらく” 私には聴覚障害があり、人と会話をする時は、聴こえる音と相手の口元の動きを見て、内容を理解しています。ところがコロナ禍の影響で、世間はマスク着用

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「仕事と子育てと」ブランクから着実に両方の“はたらく”を実践中!

◆今までのキャリア人材総合サービス企業に約10年勤務。 人材紹介部門にて、営業事務、事業部内経理、求人広告の作成などを担当  →コーポレートの経理部門へ異動し、主に支払業務全般、子会社の決算業務を担当 → 人材派遣部門へ異動し、社内業務フローの改善PJや、KickOffの企画運営サポート、派遣登録者向けの会社案内・DVDの制作、セミナー企画運営サポート等を担当。 ◆私の“しあわせなはたらく” 前職を退職してから約7年のブランクがあったのですが、長男が小学生になったタイミング

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