大人の条件　さまよえるオトナたちへ　著　林伸次

大人の条件　さまよえるオトナたちへ　著　林　伸次

読書は正直あまりしていないのですが、数時間で読み切れました！
人間関係、男女関係共に人生経験の少ない自分にとっての教科書ともいえる一冊です。

一番最初に気になったのが漠然とした質問。
これは店主に対してよくしてしまい、考えてから質問をしなさいとほぼ毎日指摘されてます。

本書には質問が下手な人は、ﾞ相手がどう感じるかﾞ相手が答えやすいかﾞﾞその質問がどういう風に新しい会話へと展開していくかを想像できていないﾞとも書かれていました。逆に上手な人は、具体的な質問を投げかけてくる。
林さんの例ですが、
「ボサノヴァのどういうところがいいですか？」ではなく
「ボサノヴァのバーにした事で客層は想像していた通りになりましたか？」

具体的な質問の方が答えやすいし、会話が新しい方向へと展開しやすい。

僕がよく店主に指摘されるのがﾞイエスﾞかﾞノーﾞでおわる質問を。
お客様に考えさせてはいけない。

例えば、１名でご来店されたお客様に単品で注文を受けた場合。
「１オーダー３個なので、どれくらい用意しましょうか？」
ではなくて、「お一人様なので、量調節しときますね。」

みたいにお客様が考えずに、楽に食事が出来る様にやり取りをする。
考える時間をストレスととらえる人もいるだろうし、何よりお互い楽な様に感じます。

次は、ﾞ上か下かﾞを考える男。
僕にも経験があったので何となく理解出来ました。
マウントを取ってくる方っていると思うんですけど、本当に敵を作る生き方をしているなと思いました。

林さんは、その様な生き方よりも味方を増やそうとする気持ちの方が、恨みを持たれないし横への広がりがあると書いていました。
成程！僕の中でまた1つ問題解決しました。

あと、本書にも書いてあったし、店主も似たようなことを言っていました。
ﾞ運を引き寄せるには何度も打席に立つしかないﾞ
これ今の僕が全くできていない事だなと、、
打席に立ってバットも振ってないのにヒットやホームランが打てるわけないですね。
今年は打席に立ってボールをしっかり見て、とにかく振る回数を増やしたいと思います。

次は、ﾞ才能がある人はみんな素直に他人の意見を聞くﾞ
これは店主にもよく言われてます。
とりあえず、言われたことを聞いて試してみる。
林さんはこれをﾞ柔軟性ﾞと表現していました。
頭でっかちにならずに、人の意見に耳を傾ける。

最近の自分は頭硬くなってるなと感じました。
素直で人の意見を聞く人の方が人生得しそうな気もしますし。
おそらく、そんなポジティブな人の周りにいる人はみんな楽しいでしょうね！

他にも男女関係の話しなど、本当に勉強になりました。
経験値の低い自分には目から鱗でした。

やっぱり、店主も林さんの事は凄いと言っていますし、そんな店主が凄いと言っている方だから僕からしたら、めちゃめちゃに凄い訳で。
まだ直接はお会いしたことはありませんが、もしお会い出来たら色々と勉強させて頂こうと思います。

僕のまだ知らない世界を教えてくれた最高の一冊でした。