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店舗コンサルタント養成講座(接客販売・前編)

こんにちは、成田直人です。
店舗コンサルタン養成講座のメンバーも約50名となり、これから100名体制へと向かう過程で少しずつ増えてきたのが「接客販売未経験」メンバーです。

店舗コンサルタント養成講座を受講するには、店舗スタッフの経験やトップセールスの経験がないと難しい・・・と思われがちですが、全然全然全然全然そんなことはありません・笑

なぜかというと、クライアントの業績を上げるためのナレッジ・ノウハウは私が持っているからです。このコンサルティング手法を身につけていくことでクライアントを抱えて成果を出すことが可能です。

店舗ビジネスの課題は多岐に渡り、
・人材不足(離職率高い)
・売上減(客単価低下)
・利益減(セールしないと売れない)

などCS面・ES面の課題があります。

これらの問題すべてを店舗コンサルタント養成講座で課題解決ができるようコンテンツを配備しています。(鋭意制作中)

じゃあ全く店舗経験がないままでいいのか?それはNOです。
店舗スタッフ・販売員の経験がないのは正直きついので必ず現場に立つように話をしていますし、基本的には2〜3年ほどのキャリアを積んでもらうことを推奨しています。

なぜなら、教える立場にある店舗コンサルタントは、現場スタッフや店長から共感を集める必要があるからです。
「人は正しさだけでは動かない・・・」これは私が17年間コンサルタントとして活動して実感していることです。

コンサルティングコンテンツの”正しさ”だけではなく、自身(コンサルタント側)の体験談と織り交ぜながらノウハウ・ナレッジを伝授することで伝わります。
あなたのことは私も現場経験があるので理解していますよ」と共感できると、社外の存在でいつも一緒に働いていなくてもクライアント従業員はコンサルタントのいうことを理解しようとしてくれるし、協力してくれます。

コンサルタントの仕事って自分だけが売れる技術を身につけて「こうやって売ればいいんですよ」と教えることだけが仕事ではなく、教えて現場スタッフに販売してもらって結果が出て初めて仕事が評価される仕事です。
前者だけではただの自己満で終わる可能性が高く成果は出にくいです。

ここからは余談ですが・・・
私がこれまで17年間もの間第一線でコンサルタントとして働くことができたのは、クライアントに確かな結果を届けてきたからです。そうでなければ悪い噂はすぐに広まるし、契約解除になりいつまでも新規のクライアントを獲得しなければいけなくなります。常にリピートしてくださるクライアントや、紹介してくださるクライアントのおかげで一切営業をせずにこれまで仕事を続けることができています。(すでに今年の新規募集は停止、来年以降の相談となります。)

では、他のコンサルタントはどうなのか?
(私自身は他のコンサルタントと特に親密な関係になっていたわけではないのでここからは憶測です。)

私が17年続けることができている一方で辞めていったコンサルタントは数えきれないほどいます。おそらくなのですが・・・役務提供がゴールだったんじゃないかなと思うんです。

結果がでなくてもそれはクライアントが言ったことをやってくれなかったから・・・で済ませてしまい改善をせず胡座をかいてしまったのが衰退の原因と思っています。(実際にクライアントが私と契約する前に依頼していたコンサルタントの話を沢山聞きました)

特に、現場に入ってOJTをするなどせず過去の成功体験を体系化し語り続けているだけ。これでは現場はついてきてくれません。
共感よりも反発をくらうことが多いのは想像に難くありませんよね。

「それは一昔前のことであって・・・今はそれでは売れない・・・」と現場は思っているわけです。これじゃ何を伝えても響きません。
さらにヒートアップし「それならあなた売ってみてくださいよ」となり関係が破綻してしまう・・・。

現場が共感する・現場に共感できるが最強

私は、現場が共感する、現場に共感できる、というのはとてつもなく重要なだと思っています。
だから、店頭に立つのです。私も現役の販売員として定期的にクライアント先で店頭に立って販売をしていますが、常にクライアントに言っていること(店舗運営ノウハウ)と私自身の実践が伴っていることを大切にしているのはこのためです。

話を店舗コンサルタント養成講座に戻しましょう。
もう一度言いますが、店舗コンサルタント養成講座は店舗での就業経験が入会時点ではなくてもOKです。
講座を受けてから転職もしくは、アルバイト(副業)で自身のスキルアップをすれば良いと伝えています。
(一切経験がなくコンサルタントとしてデビューすることは無理です)

このようなルールを設けると、「私でも店舗で接客をして売れるかな・・・」という不安がよぎります。
ここは正直乗り越えるガッツがないとそもそも店舗コンサルタントとしてはデビューすることができないのでみんなには、率先して店頭に立ってもらうように伝えています。1日も早く店頭デビューすることを。

最近はタイミーのような単発アルバイトもあるので経験を積む環境はあるし、私が10代の頃(20年前)と比べると変わりました。

(タイミーでの就業経験は所属のアルバイトの中でも圧倒的新人に部類されるので任される仕事のレベルは初歩になりますが、やらないよりはやった方が良いし、ここで自信つけて転職・副業アルバイトとしてステップアップするのもありです。タイミーはそういう使い方もできるのがすばらしいですね)

そして、私のコンテンツでは、店舗スタッフとしてオペレーションに従事するのではなく、対面型のセールスを基本とする仕事向けに作っています。
なぜなら、スーパーマーケットやホームセンターのスタッフのように商品を品出し、入荷検品、在庫管理などのオペレーションはシステムがほぼ完成しているためコンサルタントが入る余地は少ないからです。

中にはコスト低減のコンサルタントもいますが、大手企業の資本から繰り出されるDXにはやはり個人のナレッジが勝つのは難しいと言えます。
相手は、大手のシステム会社だったりしますから・・・

だから、私はオペレーション効率を上げるよりも、接客要素を取り入れて売上アップ・利益アップを実現するコンサルティングを選んでいるのです。

さらには、上記で生まれる成功体験による従業員満足度向上も実現できることで離職率低下にもつながります。

冒頭で紹介した経営に必要な指標は接客要素を取り入れたコンサルティングをすることで伸ばすことが可能です。
私はこれまでにスーパーマケットやホームセンターでの就業経験はほぼありません(高校時代に3ヶ月だけ鮮魚コーナーで働いた経験のみ)。

それでも中堅のホームセンターの売上を数十億円上げてもきましたし、事業再生したスーパーマーケットもたくさんあります。

既に話した通り、今いるスタッフの力を最大限発揮して売上アップを実現してきたからです。これから中小企業はますます大手企業のDXやAI/ロボットに負けない”逆張りの”店づくりをしていく必要があります。

まさに、接客販売による売上アップ・利益額アップです。

これらの技術を未経験が習得するためには現場の経験が必要でありある程度の成功体験は積むことが重要です。

次回のnote で詳しく未経験者が店舗で一定の成果を出すための具体策(セールスデザインの一部)についてお話します。お楽しみに。

興味のある方はぜひぜひ、公式アカウントに連絡ください。

小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント