見出し画像

「不動産に関することなら何でもご相談ください!」で相談されるか?

“不動産に関することなら何でもご相談ください!”

チラシやWEBでよく見かける言葉ですよね?

これを見て「相談したい」と思う人はどれくらいいますか?

何でもって言われてもなあ、が正直なところですよね。

この言葉には、不動産業界の2つの無知が隠されています。

1.マーケティングを知らない
2.なぜ不動産のプロは不動産の悩みごとを相談されないのか?の原因を分かっていない

今回は、1.について触れたいと思います。

「あなた(貴社)はすべての人を顧客にできますか?」

まずはこの質問の答えを考えてみてください。

無理、ですよね?

では、次に、以下のどの問いかけを、あなたの理想の顧客は気にとめてくれるでしょうか?

① 不動産に関することなら何でもご相談ください!
② マンションをご所有の方、あなたのマンションの売り時を知りたくないですか?
③ 10年前にタワーマンションを購入した方へ。あなたのマンションの時価と何年後が売り時かを知りたくないですか?
④ 10年前に豊洲の新築タワーマンションを購入した40代のご夫婦へ。ここ1年以内に売却した人たちの平均利益額は●●万円となっています。あなたのマンションはどうでしょうか?

どれが、「自分に言われている」と思いますか?

④ですよね。

でも、、、

これだと10年前に豊洲の新築タワーマンションを購入した方以外、誰も相談してくれないじゃないか!
と心配になりますよね。

しかし、心配無用です。

8年前の私はどうなの?
豊洲じゃなく、勝ちどきだけどどうなの?
50歳なんだけど、私はどうなの?

と似た境遇の方々が気になりますので。

逆に、全員に向けたメッセージは誰も振り向いてくれません。

購買心理では、初めに「認知」があります。
「認知」されてはじめて、「興味」の段階にいけます。

①では、「認知」されずにスルーされてしまいますよね。

認知されるためには、しっかりとターゲットを決めて、呼びかけることが大事です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?