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相手を傷つけない不満の伝え方

日々生活している中で、不満が溜まるシーンは誰にでもあると思います。
約束を守らない友人、自分の行動を制限してくる恋人・家族、言った通りに行動してくれない職場の人、など。。。

そんな時に、
相手に対してその不満をストレートにぶつけて怒らせてしまったり、
言ったことを後悔してしまったり、
逆に不満が言えずに自分の中で大きくなっていったり、、
このような経験を誰しも一度はしたことがあるのではないでしょうか。


人生の中でこういったシチュエーションはなるべく少ない方が、精神的にも良さそうですよね。
では他者に対する自分の不満が溜まった時はどうしたらよいのでしょうか。


そんな時には、
「相手に対して自分がどう思っているか」ではなく、
自分が今どのような感情になっているのか」を伝えてみましょう。

例えば恋人と喧嘩しているときに、
「なんでそんな酷いことを言ってくるのよ!」
と相手に対する思いをぶつけるのではなく、
「今あなたにこんなことを言われて私は悲しい気持ちになった。」
と相手に自分の感情を伝えてみましょう。


言われた相手の立場になって考えてみても、
後半の言い方の方が、自分を攻撃されている感覚もなく、冷静になって相手の感情を受け止めることができそうですよね。
相手に対しても、申し訳ないなという気持ちが少しずつ湧いてくると思います。


私は自分の感情を伝えることにさらに付け加えて、
「それについてあなたはどう思っているのか?」
と聞くのも良いのではないかと思っています。
相手の考えや気持ちを聞くことで、相手から私はどのように見えているのか、相手にとっての正義や正解が見えてくることもあると思います。


このようにして自分の不満を工夫して相手に伝えることで、
相手とのムダな衝突を避け、物事の解決に向けて穏やかにやりとりができるようになると思います。

相手を傷つけたくないと思うあまり、不満を溜め込み過ぎてしまうと、
自分が傷つくこともありますし、
膨れ上がった不満が後々相手にさらに大きな傷を与えることもあるかもしれません。
今回ご紹介した伝え方で、自分の不満を適度に発散し、人生からネガティブな感情を少しずつ減らしていきましょう🍀


ちなみに今回の記事の内容は、今週会社で受講したネゴシエーション(交渉術)セミナーでインプットしたものです。
そのセミナーの講師の方は、
「話し合いの中で怒っていいのは1人だけ(2人とも怒ると話し合いにならない)」というルールを自分に課しているとも話していました。

自分の不満や感情をコントロールする方法は、人それぞれたくさんありそうですね。
自分に合ったやり方を模索してみましょう!



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