アイスブレイクにもなるチームビルディングツール「wevox values card」でメンバーのストーリを知る。
昔々あるところに
できたてホヤホヤのデザインチームを率いるおばあさんがおりました。
「チーム自体もまだホヤホヤだけど、更にそこに新しいメンバーが入ってくることになった。リモートもあり出社の機会が限られる中で、相互理解が深められるワークはないものだろうかねぇ」
おばあさんは村の掲示板で知恵を集めてみることにしました。するとまたたく間に、近隣の村人たちが素晴らしい知恵を授けてくれました。
これは素晴らしい!
感激したおばあさんは、すぐに村へ帰ってこのいくつかを自分のチームで試してみることにしたのでした。
Wevox values cardとは
と…前置き(茶番?)が長くなりましたが、そんな経緯でWevox values cardを試してみることにしました。
【こんなチームにおすすめ】
・リモートで実施したいチーム(オンラインで無料で使えます)
・30分ほどでサクッと実施したい
・4〜6人くらいのチーム
・まだあまりお互いの人となりを知らない、もしくは新しいメンバーがチームに入ってきた
カードについて詳しく知りたいかたは、ぜひ公式サイトの紹介を見てみてくださいね。会員登録をすると、オンラインで無料で遊ぶことができます。
メンバーの取捨選択にどよめきながら、自分の価値観に気付かされる
使い方が何種類かあるようですが、うちのチームでは一番ベーシックな「自分自身の価値観と相互理解」というワークをやってみることにしました。
こういうチームビルディング系ワークみたいなのは私自身もいくつかやったことがありますが、「ふ、ふーん、こんな感じね...」というものも多いのでどうなるか少し心配していたのですが、
結論から言うと、、想像以上に盛り上がる!!!
valus cardは、山札から様々な価値観が書かれたカードを引き、手元に残したい価値観カードだけを残していくルール。
手元に残せるカードは枚数が6枚までと決まっているため、6枚を越えた場合は自分にとって不要な価値観カードを捨てなければいけないのです。ここがミソ。
そうして皆、様々なものを捨てていくのですが、、
安定とか、愛とか、一見大切そうなものをバサバサと捨てていくメンバー。
だれかがカードを捨てる度に「えっ!それ捨てるんですか」と驚きの声やだれかの悲鳴があがります。笑
ちなみに、自分の手元に残している価値観カードは他の人からは見ることができないので、捨てたものだけが見えている状態です。
「愛」を捨てた稲葉さんの手元には、いったいどんなカードが残っているの!!?とみんながザワザワしはじめます。笑
最後に手元に残した価値観や、捨てたり理由から、人となりが浮かび上がる
山札が無くなったら、ゲーム終了。そこで初めて自分以外のメンバーが手元に残した(大事にしたいと思っている)価値観カードを見ることができます。
価値観カードはすべて違う内容になっていて、1枚のカードは一人しか所有することができないので、こうして見ると本当にそれぞれが違う内容になっていることがわかりますよね。
ここで、捨てた理由や何を思ってこれを残したという対話をすることで、よりメンバーの人となりが浮かぶ上がってくるのが印象的です。
まとめ
人と一緒に仕事をしている中で、自分以外の人の行動や言動に対して、「なぜなんだろう?」と純粋に不思議に感じる場面は多々あると思うのですが、
こうした価値観や考え方の背景を知っておくことで、あの人はこういうことを大切にしているひとだから、こういう行動に出たのだな。と、人となりを知ることでお互いの考え方や行動の違いを理解するきっかけにもなりますよね。
だからといっていきなり「自分の価値観や大切にしていることを一人ずつ発表しましょう!」というのはあまりにもハードルが高すぎます。
wevox values cardはそうした相互理解を助けてくれる便利なツールだと感じました。
今回はデザインチーム内で試しにやってみましたが、チームをまたいだ社内のメンバーと実施したり、別の遊び方も試してみたいなと思っています。
教えてくださった皆さんありがとうございました!
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