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【宿紹介】流れる時間が1/3になる空間

沖縄自転車旅2日目の宿泊先として紹介した「空の間INDIGO」だが、映えに映えを重ねた安らぎと癒しの空間だということをお伝えしたいと思い、別の記事で書くことにした。文字数はいつも通りかもしれないが、写真は多め。

表題の写真が入り口である。道に迷うことはほとんどないが、ちょっとだけ道路からへこんでいるのでここでいいのだろうか?と戸惑った。まあ、道路脇に看板があるので、それに従えば問題ない。

沖縄一周をしていた複数のチャリダーさんのブログを見て、「この場所に行くなら絶対ここに泊まりたい!」と決めていたので、中に入っていく時にはわくわくが止まらなかった。

チェックインをして、案内された部屋は非常に立派だった。一人でこんな素敵なお部屋使っていいんですか~~!!と、テンションは上りまくり。
自転車も入れてもらうことが出来たので有難く室内に入れさせてもらうことに。

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枕元に置いてあるよくわからない置物。
室内にもこういった植物がたくさん置いてあるので、虫やトカゲや色々…そういったものが苦手な方にとっては、気になってしまうかもしれない。自分がここを訪れた2月は虫も少なく、過ごしやすかったので、案外穴場かもしれない。

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水回りは部屋から一旦外に出なければならないのだが、清潔であり特に思うことはなかった。むしろ、雰囲気があってとても良い。

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なんと、宿のすぐ裏手にはプライベートビーチがあるのだ。
この日は曇っていたため少し寒かったので、海に入ることは諦めた。改めて写真で見ても、地元の海と砂浜の色が違う…。どこの海を切り取っても水色の海が見えるのが羨ましい。

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敷地内の中心にある建物の中には絵本がたくさんあり、部屋に持っていて読んでもいいということだった。この建物から、音楽が流れており、静かな時間に耳を澄ますと部屋の中からでも聞こえてくる。なかなか眠れなかったら、星を見るために外に出て、ここで本を読んでも素敵かもしれない。

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「滑り台やハンモックもあるよ~」と言われて、それっぽかったものがこちらだった。シャワーを浴びた後に、時折吹く心地よい風を感じながら、特に何も考えずに流れる雲を見つめることがこの場所の正しい使い方だと勝手に思っている。自分は忙しいほうが充実していると感じるが、こういった何も考えない時間が時々訪れることによってそれを幸福と感じられるのかな、と思ったり。

写真を撮影してもいいという許可を頂いたので、敷地内を色々と周りながら、写真を撮りまくった。3年間温めていた写真がついに解放される時がきた…!(笑)

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奥にいるのはこちらで飼っている鶏。朝に鳴いたりする。

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上の写真の足元に少し映っているが、この撮影場所で真後ろを向くと夕食・朝食を食べる場所になっている。宿泊者以外でも、カフェとして利用可能ということで、行ってみたいな~という人は是非コーヒーだけでも飲みに行ってみてはいかが。

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こちらの段差を上っていくと、カウンターのような場所が現れる。
ここでご飯を食べたり、宿泊代金のお支払いをした。

手前の椅子はブランコになっており、遊び心もある。食事中に揺れながら食べるの?と思われるかもしれないが、横のツタ(木?)がかなりしっかりしているので、食事中にひどくに揺れることはあまりないのでご安心を。

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続いては夕飯である。一つ一つ、料理名を教えてもらったのだが、生憎3年前の記憶のため、忘れてしまった。

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見たこと・聞いたことのない食材ばかりだったが、どれも美味しかった。

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翌朝、鶏たちの鳴き声で目が覚めた。

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翌朝のご飯は、厚みのあるホットサンドとオレンジであった。飲み物は、コーヒーか紅茶か聞かれるので自分は紅茶を頼んだ。サンドの周りはサクサクで、中はキャベツ(たぶん)がたっぷり入っており、食べ応えも抜群であった。

朝ごはんを食べていると、鳥がやってきた。

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ご飯の匂いにつられてやってきたのだろうか。ここまで近くで見られるのは珍しいそうだ。ホントウアカヒゲという名前で、沖縄本島にしか生息していないだとかで、天然記念物として指定されているそう。「鳴き声は聞こえるけど、あまり姿を見せないんだよね」と、ご主人は言っていた。

沖縄最終日に泊まったゲストハウスで出会った野鳥好きの女性の方にもこの写真を見せたところ、「ええ!レアだよ~!」と言われたので、唯一すぐ近くで撮影出来たこの写真(ボケてるけど)を使いまくっているのである。

蛇足だが、名前はアカヒゲというにも関わらず、学名はkomadori(コマドリ)というそうだ。一方でコマドリの学名はakahigeなのだという。これを知った時、私の頭の中では前前前世のイントロが流れてきた。

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しばらくして、アカヒゲは森の中に姿を消していった。

ヤンバルクイナには会えなかったが、非常に充実した時間だった。
今、宿泊業の方々は大変な時期であるが、それに負けずに乗り切ってほしい。収束したら、是非また足を運びたい。

普段の生活から抜け出して、非現実的な世界でリフレッシュすることが出来る。この場所でまた一時の幸せを感じたい。

(記事公開 2020/5/8)

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