見出し画像

人数が少ない小学校はメリットで溢れてる

こんばんは。こうすけです。


私の過去を振り返ろう第2弾!

今日は、ある特徴を持った、私が6年間過ごした小学校について書いて行こうと思います。



ある特徴があるというのは、人数の少なさです。

地方や離島にある小学校で人数が少ないとテレビで紹介されている小学校がありますが、正直自分の小学校の方が少なかったな~と思うことはよくあります。


その数はというと...

私の学年は、自分を含めて人。

全校生徒は、入学した頃は約40人、卒業するときは30人もいませんでした。

私の4つ下の妹は、近くの小学校と合併される5年生まで人でした。

そして、7年程前に廃校してしまいました。


みなさんの学校に比べたら、少なすぎませんか?笑

たぶん全校生徒が一クラス分くらいだと思います。


この話を友達と話すとたまに言われるのが、「かわいそう」という言葉。

人数が少ないと、生徒がどこかで不便な思いや悲しい思いをしているのかもしれないと思うのかもしれませんね。

しかし、全くそんなことありません

私にとって基礎となっている部分は、小学校で培われたと思っていますし

むしろ人数が少ない小学校で良かったなと未だに思っています!



それでは、どんな良いところがあるのでしょうか?



まず1つ目は、先生が生徒1人1人に寄り添ってくれるということです。

何となくわかると思いますが、生徒が少ない分、先生は生徒1人にかける時間を長く取れます。

勉強で遅れを取っている生徒がいたら、その生徒に多くの時間を取ることができます。

何か問題や悩み事があったら、先生は生徒に真剣に向き合ってくれて、時には臨機応変に授業もしれくれます。


例をあげると

私が4年生の時、男子が女子に対して我慢ができなくなったことがありました。それを我々は、「女子更衣室事件」と呼んでいます。4年生というと、少しずつ性について理解し始め、異性に対して恥ずかしさを覚えてくる時期です。体操服などに着替える場所が男子は教室でしたが、女子には更衣室という教室以外の別の場所が用意されていました。男子が教室で着替えていると、更衣室で着替え終わった女子達が、男子が着替えている最中でも気にせず入ってくることがよくありました。それだけでも男子は少し不満をかかえていましたが、遂には更衣室に行くのが面倒くさいという理由で教室で着替え始めたのです。しかも、「男子見ないで~」というです。その言葉で、男子全員は怒りは爆発しました。更衣室が用意されているのにそこに行かず、「男子見ないで~」という言葉。それに加え、男子の着替えてるのに気にせず入ってくる女子。それについて先生に不満を言ったところ、1時間の授業をそれについての話し合いに使いました。


この時の先生には、とても感謝ですね。笑

貴重な時間を、私たちの言い争いに使ってくれたのですから。

しかし、生徒が少ない分このような時間を取れるのだと思います。



2つ目は、年上・年下との関係の作り方、リーダーシップを学べることです。

学年の人数が少ない分、違う学年と交流する機会が多いです。

体育は2学年合同で行うことが普通で、水泳など特別な場合は全学年で行います。

掃除の班というのもあり、1~6年生が1つの班になり一緒に掃除をしていました。

休み時間は、全校生徒で鬼ごっこやサッカーをして遊んでいました。

このように違う学年と交流する場が多くあったため、自然と年上・年下との関係を作ることが上手になりました。

また上級生になると、低学年の面倒を見ることが多いので、その中でリーダーシップ力も育まれたのではないかと思っています。



最後に3つ目は、チャンスがたくさんあるということです。

運動会はもちろんあったので、人数が少ない中でどのように運動会を成功させるのはとても大変だったと思います。

そのため、1人に応援団からマーチングパレードの楽器の演奏まで、たくさんの参加の機会がありました。

また、陸上やミニバス、綱引き大会、ロードレース、市民運動会など、市で行っていた大会にも小学校代表として出させて頂き、自分の実力でどこまで戦えるのかを実感できていました。

悔しい思いもたくさんしましたが、全校生徒300人規模の小学校に、その10分の1程の私たちがミニバスで勝ったこともあります。

このように、チャンスの機会がたくさんあったからこそ、他の小学生より多くの経験ができたことができ、成長できたと思っています。



以上のように、人数が少ない小学校というのは多くのメリットがあります。

次は、その小学校でこうすけ少年はどのような生活を送っていたのか、詳しく話そうと思います。


今日も最後まで読んでくれてありがとう。じゃあまたね。


こうすけ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?