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配慮と遠慮と謙虚

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。

今日は、選ばれる人になるために必要なマインドについて。

きっとこれからは今まで以上に人を選ぶ時代になると思っています。

「あの人がつくってるお米だから買いたい」
「あの人が企画したイベントだから行きたい」
「あの人とだったら一緒に仕事したい」

みたいな。

だから、選ばれる人にならないときつい。

そう考えると、配慮ができて、遠慮せずに、謙虚でいられる大人がいいなって思うんです。

自分以外の誰かの気持ちに寄り添い、全力を発揮していい方向を目指すけど、決してドヤ顔は見せない。

みたいな。

もっと配慮を

「配慮」という言葉の意味を調べてみました。

事情をふまえて、気遣いのこもった取り計らいをすること
よい結果になるように、あれこれと心をくばること。
心をくばること。心づかい。

みたいな意味が出てきました。

亀山的な解釈としては、「自分が良ければそれでいい」っていうわけではなくて、自分と誰か、もしくはチームが良くなるための方法を考えて実行すること。

要は、想像して、創造する。

プロデューサーに必要な資質です。

一方的ではなく、複眼的に物事を捉えて、ゴールを定義して、そのために必要な方法を考えて、実現する。

だから、配慮はできて損することは無いと思ってます。

どんな小さなことも、相手の立場で考えて気持ちに寄り添う。

例えば、打合せの前日に「明日はよろしくお願いします」っていうメールを送る。

もちろん、メールの内容はそれだけではなくて、「お話したい内容はこれとこれです」みたいに、明日の打ち合わせのゴールを提示しておく。

そうするだけで、相手が予定を忘れることを防げますし、「で、何の話だっけ?」を避けることができる。

もちろん、こういうのってやればいいわけじゃない。

「この人には事前に伝えておいたほうがお互いにとっていいな」って想像したから実行したわけです。

だから、相手が変われば行動も変わります。

相手の立場で考えて、想像して、創造する。

創造は、目に見えるものだけじゃなくて、空気や雰囲気だったりもしますが、つまりは行動を起こすということですね。

遠慮はいらん!

遠慮って亀山的にはネガティブな印象を持っています。

[遠慮=言い訳]みたいな。

「遠慮」の意味も調べてみました。

他人に対して、言葉や行動をひかえめにすること。
言動を控え目にすること。
やめること。辞退すること。
江戸時代の刑罰の一つで、武士・僧侶などに科せられた。
基本的に、自宅での籠居(ろうきょ)を命じたもの。

「喫煙はご遠慮ください」みたいに、自粛してもらうような時に使われる感じ。

ちょっと乱暴ですが、基本的には相手に「ご遠慮ください」って言われ無い限りは遠慮しないほうが良いと思うんです。

特に、「言いたいことがあるのに言わない」みたいな遠慮って多いと思うんですが、これって多くの場合言い訳に使われている気がするんです。

つまり、「〇〇さんが忙しそうだったから言えませんでした・・・」とか「こんな突拍子もないこと言っていいのかわからなくて・・・」みたいな。

こういう遠慮って、結局のところ自分を守るためじゃないですかね。

もしかしたら、相手にとってすごくいい話かもしれないのに、「今忙しいんだよ!」って怒られたり、「今その話は違うだろ!」って否定されたりするのが怖いっていう。

めっちゃ厳しい言い方ですが、もう少しお付き合いください。

もちろん、何でも話せる環境を作る人の存在も大事です。

何を言っても否定されるような環境では誰も口を開きたくないですから。

ただ、自分や相手、チームがいい方向に進めるかもしれないアイデアを持っているのであれば遠慮せずに言うべきだと思います。

仮に否定されたり、笑われたとしても、誰かのためになるのなら。

辛いかもしれないし、遠慮していたほうが楽な場面も多い。

だからこそ、「遠慮はいかん!」って自分に言い聞かせてます。

まだまだ遠慮しがちなので。。

どこまでも謙虚で

「遠慮」と違って「謙虚」は大事にしたいと思っています。

「謙虚」の意味はこんな感じ。

自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること。
控え目で、つつましいこと。
へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。

感覚的には「謙虚」にはネガティブな印象は持っていません。

出しゃばらずに、相手を立てる大和撫子的な。

例えば、ビジネスで大きな成果を出して、いっぱいお金を儲けたとします。

「どうだすげぇだろ」とドヤ顔を見せちゃだめで、「たくさんの人に助けてもらった結果です」とか「運がいいだけです」みたいに、成功をひけらかさないことが謙虚。

これからは、人で選ぶ傾向がもっと強くなると思っています。

「あの人がつくってるお米だから買いたい」
「あの人が企画したイベントだから行きたい」
「あの人とだったら一緒に仕事したい」

みたいな。

つまりは、「誰かにとって特別な存在になること」が求められる時代。

選ばれる人になれれば、仕事も人もお金も集まる状態。

だとしたら、自分の成功をひけらかす人よりも、謙虚に振る舞っている人の方が選ばれそうだなと。

腹黒いかもしれませんが、偽っているわけではなくて、相手や自分のためを考えると謙虚でいたほうが、単純に得すると思うんです。

結構むずいんですけど、「謙虚」は忘れないようにしたいですね。

「不極」

配慮はする、遠慮はしない、謙虚は忘れない。

これって完璧はないんですよね。

「これができたら100点」みたいに数値化できないし、人が変われば行動が変わるので。

でも、意識しないといけない。

確か以前、将棋の藤井聡太さんが、「不極」っていう言葉を大切にしているっていうのをテレビで見ました。

棋士として極まることはないから、精進し続けますっていう意味らしいです。

いい言葉をいただきました。

配慮して、遠慮しないで、謙虚は忘れない。

これも、極まることはありませんが、矢印を自分ばかりに向けるのではなくて、相手の立場に立って、その時々でよりベターな立ち振舞をする。

失敗も成功あるし、気づきや学びもある。

それを繰り返して、選ばれる人になれる気がするんですよね〜。

がんばらねば。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!



ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴



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