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アーティストとデザイナーとプロデューサーと

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。

今日は、「アーティスト、デザイナー、プロデューサーのポジション」について。

最近、クライアントのブランディング(ファンづくり)のために、動画の撮影と編集の仕事をはじめました。

YouTuberは自分達らしい動画作品を投稿していますが、亀山がつくる動画はクライアントらしさを表現するものです。

つまり、アーティストのように作品をつくるのではなくて、デザイナーのように黒子になって、クライアントの魅力を引き出す。

アーティストとデザイナーはやっぱり違いますからね。

じゃあ亀山はデザイナーなのかと言えば、違います。プロデューサーです。

だから、本来プロデューサーである亀山は自分が動画をつくるべきではなくて、ブランディングプロジェクト全体を統括する現場監督であるべき。

でもでもでも、自分ができないからできる人に仕事を投げるのがプロデューサーではなくて、自分でもできる力は持っている上で、プロジェクトを効率よく動かすために自分以外のメンバーに託すべきだと思ったんです。

動画制作はじめました

ブランディングプロデューサーという肩書を名乗っている亀山ですが、最近になって動画制作の仕事をはじめました。

ブランディングはファンをつくること。

ファンにしたい相手と、ネットやリアル様々なシーンでコミュニケーションを取って口説いていくわけです。

例えば、ロゴマークや商品パッケージをデザインして認知を広げたり、Webサイトを制作して情報発信したり。

自社商品の魅力や他社との違いを伝えることがブランディングには欠かせません。

で、魅力を伝える手段として動画っていうのはやはり無視できなくて、「この人の良さを伝えるためには動画だよなー」っていうタイミングがこれまでに結構あって、動画制作をお願いできるパートナーを探していました。

ですが、なかなか同じ温度感でやれる人が見つかりませんでした。

お金が有り余ってるわけじゃないので、有名なクリエイターさんに頼む余裕もありません。

だったら自分でやってみようっていう流れ。

これから動画の市場は膨れ上がっていくらしいし、過去に動画編集にチャレンジしたことがあって、時間を忘れて熱中できてたので、このタイミングでどっぷりハマってみようかなと。

まだまだ編集中なので、お見せできる動画がないのですが、完成次第お知らせしますね。

アーティストとデザイナー

そんなこんなで、動画を自分で撮影して編集するっていう新しい仕事をスタートさせました。

過去に動画編集にチャレンジしたのは、友達の結婚式の余興として流す動画で、iMovieでJ-POPに合わせて素材をつないだだけだったので、作品をつくっている感じではありませんでした。

なので、言ってしまえばド素人。

まずは勉強しなければと思い、You Tubeで投稿されている動画をいろいろと視聴。

その上で、先日はじめての撮影に臨みました。

そして現在編集作業中というわけです。

で、動画を編集しながら思ったことがあります。

「動画をつくっている人の中には、アーティストとデザイナーがいるなー」と。

どういうことかというと、その動画が誰っぽいかの違いかなと。

アーティストは編集したその人っぽい動画の仕上がりになっていて、デザイナーは写っている人やモノや空間のらしさを表現している。

ラッセンの絵はやっぱりラッセンぽいですよね。それがアーティスト。

でも亀倉雄策のデザインは、亀倉雄策っぽいなーってそんなに無いはず。

亀山の場合は、クライアントさんの魅力を伝えるために動画制作をしているので、どちらかというとデザイナーの立場から表現しているつもりです。

これがアーティストっぽくなると、亀山っぽい動画になってしまう。

ブランディングのための動画制作は、グラフィックデザインと同じように、つくり手はあくまでも黒子にならないといけないなと。

自分らしさを表現するアーティスト、クライアントらしさを表現するデザイナーの違いですかね。

プロデューサーのポジション

きっと、ブランディングを進めていく上で、本来は亀山が動画制作をやるべきではないんだと思います。

グラフィックデザインを手掛けるデザイナー、Webデザインを担当するWebデザイナー、Webサイト構築を担当するエンジニア、動画を撮影するカメラマン、動画を編集するクリエイター、それぞれでプロフェッショナルが稼働し、それをまとめるのがプロデューサーのポジションかなと。

コンセプトを定め、それぞれのプロフェッショナルが気持ちよく動けるように環境を整える。

誰よりもプロジェクトを高い位置から見て全体を把握し、誰よりも細かいところまで気を配ってプロジェクトが失敗する要素を潰していく。

そういう現場監督的なポジションがプロデューサーなんだと思います。

ただ、今回のように自分がやったほういいなっていう場面は必ずでてくる。

だから、自分ができないからデザインをデザイナーに任せるのではなくて、自分もある程度デザインはできるけど、プロジェクトをより良くするために他のメンバーに託すというのが健全な気がしています。

一通りブランディングで必要になるクリエイティブを自分でもつくれる状態をつくれたら、ブランディングメンバーへのメッセージも説得力が増すし、何かあっても巻き取れて自分でゴールまで持っていける。

かなりのスーパーマンですが、きっとプロデューサーってそういうポジションなんだろーなーって。

頑張らねば。

まとめ

・ブランディング(ファンづくり)のために、自ら動画制作を始めた
・クライアントの魅力が伝わるような動画は、アーティストではなくデザイナーの視点からつくるべき
・本来プロデューサーは自分でクリエイティブをつくる人じゃない
・とはいえ、デザインもWebも動画も自分である程度できるのがプロデューサーだと思うから頑張ろっと

今後、定期的にYou Tubeに動画を投稿していくことになります。

亀山が出演するのではなくて、あくまで撮影と編集が仕事です。

だから写っている人やモノや空間の良さが伝わるような動画制作を意識していきます。

きっと最初はひどい仕上がりだと思いますが、成長していくので、その成長ぶりも楽しんでいただけたら嬉しいです。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴

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