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結局のところ、動き続けるしか無い

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。

今日は、「行動あるのみ!」っていう話。

私達は、つい簡単に課題解決できる「コツ」を欲しがってしまいますが、やっぱりラクをしていちゃだめな場面がビジネスでは多いと思うんです。

誰かが成功した方法を真似したって上手くいかないから、あくまで自分たちで考えて動かないとダメ。

だから、結局のところ、動き続けるしかない。

楽して結果を出せるコツを追い求めない

私達は毎日働いています。つまり、ビジネスの現場に毎日いるわけですよね。

ビジネスは、お客さんを喜ばせることで成り立っているので、どんどんお客さんが持っている課題を解決しなければいけません。

で、つい私達がやってしまうことは、「コツ」を探してしまうこと。

つまり、手っ取り早くお客さんの課題を解決できる方法を欲しがってしまうということです。

ググって似たような情報を探したり、本を読んでノウハウを勉強したり、知っている人に電話したり。

課題を解決するための手段として、調べたり人に聴いたりすることは間違いではありません。

ですが、その手段の根底に「ラクをしたい」っていう下心があるのはどうでしょう。

目の前のタスクをこなすことで頭がいっぱいになっていると、「とりあえずコレを片付けないと」という焦りモードになってしまい、「簡単に解決できるコツ」を求めてしまう気がします。

ネットの情報や本に書かれていたノウハウをそのままやってみたり。他の会社がやって上手くいった戦略をそれっぽく真似してみたり。

で、この「簡単に解決できるコツ」を求めてしまうことの一番厄介なことは、無意識に行ってしまうということ。

中でも特に、人に聴く時には注意が必要だと思っています。

例えば、以前亀山が講師として参加させてもらったまちづくり系のセミナーで、「亀山さんだったらどうしますか?」という質問を受けたことがあります。

そのセミナーでは、参加者自らがこれからのまちづくりについて考えようっていう会だったので、「亀山さんだったらどうしますか?」っていう質問って、考えることを放棄してしまっている気がしたんです。

「よくわかんないから、ヒントちょうだいよ」っていうニュアンス。

亀山としては、「そこを自分たちで考える会でしょーが!」っていう言葉を必死に飲み込んで、自分なりの考えをふんわりご紹介しました。あくまで変な先入観を与えない程度で。

このように、「ヒント教えて!」ってお願いすることは、100%無しではないのですが、その前に自分なりに情報集めて、解決策を考えて、試してみてから、それでも上手くいかないからお願いするべきだと思うんですよね。

人に聴くということは、単純にその人の時間を奪っていますし、自分で努力もしないで、ラクして「コツ」ばかり吸い取っていく人を信頼することは難しいです。

だから、ビジネスの課題解決の手段は「ラクしてコツを教えて欲しい」っていうマインドには注意が必要。

奪い取るからにはその見返りを渡さないといけません。

ビジネス本は読むだけじゃ意味ない

改題解決の手段は、人に聴くこと以外にも本を読んだりして情報を集めますよね。

亀山も全国平均からしたらだいぶ読んでる方だと思います。

実際に読んだ本から参考にさせてもらうことも多いです。

ですが、先述のように「ラクしてコツを求める」マインドではありません。

あくまで新しい着眼点をもらっているに過ぎません。

「そういう見方もあるのか〜」「そんな考え方して良いのか!」っていう具合に。

で、亀山が読書する、特にビジネス本を読む理由は、そういった着眼点を発見するための「学び」であることは間違いないのですが、もっと大事な理由があるんです。

それは、「やる気スイッチON」。

ビジネス本の多くは、ビジネスで実績を残した人やとことん研究している人が書いている、都合のいい話。

サクセスストーリーとも言えます。

つまり、「こうやったらうまくいきまっせ」っていう成功プロセスの一つを教えてくれるわけです。

で、これって真似してうまくいきますかね?

ソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さん、SHOWROOMの前田さん、堀江さん、それぞれが教えてくれる成功の手段ってきっとぜんぜん違いますよね。

どれか一つを真似したって意味ないし、全部なんかできっこない。

ソフトバンクにはソフトバンクのやり方があるし、楽天には楽天のやり方があるように、あなたにはあなたのやり方があるはず。

亀山には亀山のやりかたがあるはず。

それが私の考えです。

だから、ビジネス本を読んで成功者が実践した何年も前の戦略を真似するよりも、「そういうことをやってきたのかー、今の俺の会社だったら何ができるかなー、あ、こんなの良いかも!やってみよう!」っていうあなたなりの行動に落とし込まないと意味がない。

どれだけ、知識が増えても行動に移せなければ何も変わりません。

「知っているけどしていない」パターン。

ノウハウばかり集めるのではなく、本で得た情報はあくまでモチベーションの種ぐらいに捉えて、まずは行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

考えて、やってみて、直して、やってみて、考えて、直して、やってみる

今の時代、そしてこれからの時代を生き残っていくためには、「とりあえずやってみることが大事」っていうことを、いろいろな人が発言しています。

実際に亀山もそのとおりだと思います。

1人1台スマホを持つようになり、情報収集と情報共有のスピードが爆発的に上がり、毎日ものすごいスピードでビジネスの現場は変化しています。

あまり感じていないかもしれませんが、技術が進化しているのだから、スピードが上がってないほうが危ない。

スマホは携帯電話と言うよりもちっちゃいPCですから、どこにいても片手で仕事ができるようになったわけです。

SNSで世界中に情報を発信できるようになり、ZOOMでリモートワークができるようになりました。

このようなテクノロジーの進化を使えていなければ、毎日アップデートされている感覚が無くてもしょうがないですよね。でも間違いなく環境は変わっています。

こんな時代においては、山口周さんが著書「ニュータイプの時代」でも書かれていたとおり、「未来を予測する」のではなく「未来を構想する」ことが大切だと思います。

つまり、未来がどうなるかを考えるのではなく、未来をどうしたいかを考えるんです。

今私達が生きている現代は、どこかの誰かが構想して思い描いた未来であり、偶然が重なって出来上がったわけではありません。

いつの時代も、「こんな未来を実現したい」と考えて、トライしてきた人たちの努力の上に、豊かな暮らしが出来上がっているはずです。

だから、私達も未来をどんな風にしたいのかを構想することが大切だと思います。

もちろん、考えるだけではダメ。

考えて、やってみて、直して、やってみて、考えて、直して、やってみる。

その繰り返しが無ければ、豊かな未来は待っていないと思います。

だから、ラクして課題解決できる「コツ」を探すのではなく、自分でとにかく考えて行動するしかない!

最近特にそんなことを強く思ったので、あなたにも共有したくなっちゃいました。

長くなってごめんなさい!

まとめ

・仕事は課題解決
・課題解決のコツを努力もしないで見つけるのはNG
・特に気軽に人にヒントを求めるのはあなたの信頼を失いかねない
・本を読んでノウハウをゲットしても上手くいかない
・とにかく行動を起こして、自分なりの成功の手段を見つけるしかない

私達はつい、ラクをしたくなってしまいます。

「人間は、楽をするためならどんな苦労も惜しまない」なんて言葉もあるくらい、人はラクをしたがります。

その思考は変えられないとは思うので、それを理解した上で、ビジネス上の課題はラクして解決するのは難しいと思っていたほうが良い気がします。

周りの会社はみんなラクをしたがります。そんな周りと一緒のことをやっていたって、生き残れない。

考えて、やってみて、直して、やってみて、考えて、直して、やってみる。

それしかないと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴



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