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Napuraがつくる時間ー”そこにいる旅”へ

"You made my day."
「あなたに会えて、今日が素敵な1日になったよ」

訪れる人と、それを迎える地域の人との間に、この一言が生まれること。
Napura-worksが旅をつくる理由は、これに尽きます。

場所を超えて、地域の文脈を超えて、異なる誰かと出会うのは、それだけで本当は奇跡のようなこと。それが、お互いにとって長く記憶に刻まれる特別な“袖をすり合い“だったら、さらに最高。

そういう瞬間が生まれるお手伝いをするのが私たちNapura-works。

そして、訪れる人と迎える人の”間”に生まれる物語のすべてが旅だから、
訪れる人、迎える人の個性とタイミングの組み合わせで、多彩になる。
その人の物語は、その時、その瞬間の、ひとつだけ。

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すべては間に存在する

訪れる場所は同じでも、
そこで起こることが違う。過ごし方が違う。
その体験から得られる感覚もエッセンスも、持って帰りたいものも違う。

でも、その瞬間が生まれたら「旅先でのひと時」という枠を超えて、この地を離れてからも大事なときに思い出す体幹に残る記憶になる。
そして、その人の人生というさらに大きな旅を支えてくれると信じています。

だから、Napura-worksは次の3つを日頃から大切にしています。 
1)訪れる人の内側にあるものに、耳を傾けること
2)地域で迎える人や場所の素敵な魅力に、アンテナを立てること
3)訪れる人にも迎える人にも信頼してもらえる、私たちであること

この人とこの人が出会ったら、きっと面白いことが起こる。
今この空気感なら、きっとこの場所に行ったら面白いことに出会う。
そうやって訪れる人と迎える人をつなぐのが、Napura-worksの腕の見せ所。
その一瞬を逃さないように、地域の旅のはじめから終わりまで同行します。

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旅をはじめる

Napura-worksの旅は、訪れる人と一緒につくっていきます。
(時々、迎える地域の側からの盛り上がりで生まれる企画もありますが)

次のような過程を経て、旅は生み出され、育っていきます。

1)「こんな時間を過ごしたい」を聞く
2)この”訪れる人”をどんな人と場所につないだら面白いかなを構想、練る
↑ここまでは、対面/オンラインで。
↓ここからは、主にSNSで。
3)滞在する日数や費用をご相談 
4)旅の仲間を募る *1)の時点で一緒に行きたい仲間がいる場合も。
5)いよいよ旅の舞台、コンポントムへ!


そして、こうして誰かのためにつくったプランがすごく面白くて、誰かに素敵な瞬間を提供できるので、レギュラー企画にしよう、という流れもあります。

例えば遺跡の森と村のお家に泊めてもらう親子旅はこんなふうに生まれました。
1)子どもたちが自由になれるところがなくて・・自然の中とか、ダメって言わなくていい場所でのびのび遊んでほしいんです、とカフェで雑談。
2)いいですね。それは森と遺跡と、村の得意分野です。
3)遺跡の近くの村に2泊しましょう。費用はこれくらいです。
4)あ、友達のご家族も一緒に行きたいそうなんです。→いいですね!
5)では、◯日にこの場所に集合して、旅を始めましょう!

その土地の暮らしに足を踏み入れたときに生まれる世界で1つの ”旅”。
その土地の風土をつくりだしてきた人々の暮らしの真ん中にいる旅。
何をするか、よりも、そこにいることを大事にする旅。
その場所に身を置いて、暮らしのリズムに合わせていくと、内側から湧き上がる懐かしさや安心に出会う旅。

1400年そこにある遺跡とそれを包む明るく広がる森、そして風がよく通る村の高床式のお家の下は、訪れる人のいろんな在り方を受けとめてくれます。

そんな旅をはじめたい方、ぜひご相談ください。

2020.4.7


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