6年間+(後編)

高校時代。バスケはやらんって。「しんどい」とか「もぅバスケはいいかなぁ」って思ってたし他の部活でもいいかなぁなんて。

クラスに中学校の時にバスケをしていた子がいた（Mちゃん）。その子に「一緒にバスケ部見学行かない？」って誘われた。2つ返事で「いいよ」って。

他にもMちゃんは同じ学校のYちゃんも誘って3人で見学に。

あ～部活だなぁって（笑）

見学に来た私たちに先輩方は声をかけてくれた。「中に入って見てね」って。後輩のひとをちゃん付けで呼び合ってる部活に「すご！仲いいんや」のイメージ。中学校では後輩のことをちゃん付けするなんて・・・ナイナイ。でもそんなんでもなんかよかった。ガチガチの中学時代の部活、上下関係にメリハリ。高校は緩い感じの部活。楽かもとかは感じなかったけど楽しくできるのかなぁって思った。

その時まだ入部する気はなかったけど先輩たちが「一緒に入ってやってみる？体操服ある？」みたいな感じで急きょ練習に参加。

初っ端、ランニングシュート落としたの覚えてる（笑）部活引退してからボールに触ることもなく、体を動かすこともなかったもんなぁ。バスケの感覚なくなってた。

それでもやっていくうちに楽し～！が芽生え結局バスケットボール部入部となった。

自分が1年生の時2年生の先輩がそこそこ強くて小さな大会で3位をもらった。その時1年生ながらMちゃんとメンバーに選ばれていたのでメダルももらえた。最初で最後のメダル。

3年生の先輩がバイトしていた先に「年末忙しいから手伝いに来れる？」って声をかけてもらって行った。それが人生初バイト。その後卒業と共に先輩がバイトを辞める時に自分が代わりにバイトに行くようになったというすごい流れ。

バイト先は「部活終わってからでいいから」ってところ。優しくていい店長さん。いきなり「すみません。今日は行けません」とかもあっても何も言われなかった。今考えたらドタキャンアカンやんね。高校を卒業しても日曜日だけ手伝いに行っていた。結婚と同時にバイトも辞めたけど結婚祝に時計をいただきその時計は今でも家で動いています。

2年の春に男子バスケとで合宿に行った。まぁ～それはそれはしんどい合宿。3日間だったけど中学校1年の外での筋トレよりしんどかった。朝昼晩練習。いい経験だった。

2年の先輩も引退するころ自分たちの代になりMちゃんはキャプテンになり自分は副キャプテンになった。

女の部活というものは・・・いろいろある（笑）10人ぐらい入部したけど最終的には6人残り、Mちゃんはキャプテンになったけど大学受験の為に辞めてしまい自動的？に自分がキャプテンになることになった。後輩も入ってきて、自分が引っ張っていきまとめ役。思い通りにならないし、うまくいかないしで結構大変でしたがそれはそれでまた楽しかった。

男子バスケと合同で練習することもあって練習が終わった帰りにしゃべったり、お店によって食べて帰ったり仲良かったけどイロコイの話は残念ながらなかった。憧れの先輩はいたけどね。その先輩天然で気づかれませんでした（笑）

後輩の不祥事といいますか・・・試合の前の日に事故って腕を骨折。主力選手だったので他のメンバーで戦いましたが負けました。なんだか漫画の世界。命はあってよかった。がのちに辞めてしましました。

高校時代は中学時代とは違い得るものが沢山あった。がちがちの部活ではなかった。中学の時は顧問は女の先生だったけど高校では男の新任の先生。以前の先生もいたけどそこまで厳しくはなかったなぁ。

高校の顧問の先生とは未だに年賀状では繋がってます。自分が18歳の時顧問は27歳ぐらい？今はええ年ですな。

高校卒業しても数年は高校の部活繋がりで場所を借りてバスケをしたり、mixi繋がりでサークルバスケしたり高校の同級生とチームを作ってママさんバスケしたりしてました。

先日もご近所さんでバスケをしているので誘ってもらってやりましたがそこで手首を痛めたようで・・・

プラスでバスケ結構してきましたが部活は自分にとってはしんどかったけど人生の中でプラスにはなってるって思ってる。

息子には「部活での経験は今しかできないから、バイトより部活」を押してます。先輩後輩の縦繋がり、忍耐力、マナーいろんなことが身に付くと思ってる。勿論していないから身に付かないわけじゃないですが。

部活とは青春！って前編でも書いたけどそこにしかないシナリオがあると思うので経験できるうちは経験して欲しいって思いますね。