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DIIIというカメラ

バルナックライカDIII。
DIIIという呼び方は日本だけみたいです。
海外ではIII型と言うらしく。

先月末に出張先の札幌で購入したDIIIですが、
長岡ではモノクロフィルムのDELTA100でテスト撮影しました。

そして IIIf前期以前からのバルナックライカの特徴であるアンダーパーフォレーションを確認して、僕は対策を施しました。
アンダーパーフォレーションをバルナックライカの特徴として良しとするオーナーもいるみたいですが僕は気になってしまうので対策をした次第です。

テストにはKodakのProimage100を使って撮影しました。
Elmar3.5cm/f3.5ではカラー撮影はあまりしていなかったのでこれも興味がありました。
テスト結果は対策の効果でアンダーパーフォレーションはなくなりました。

手元に来てからずっとDIIIを持ち歩いていますがとてもコンパクトで手の中の収まりも良く、
巻き上げやシャッターボタンの感触も良好です。

フィルムカメラは、特にフルマニュアルのカメラは自分で全てを設定して撮影するので撮りたい写真が簡単には撮れません。
これがまた機械式フルマニュアルカメラの醍醐味でもあるのですが。
フレーミングはもとよりピントも露出も自分で行う…
ある意味、フィルムを楽しむための最高のカメラです。

思った通りにはなかなか撮れないカメラです。
撮影時のイメージ通りに撮影するにはまだまだ時間と経験が必要です。

でも、僕は待つタイプの撮り方がメインなのでDIIIでも大丈夫なのかもしれません。
待つタイプとは撮りたいロケーションがあって構図のイメージを決めて露出とピントを合わせてタイミングを計ってシャッターを切る感じです。
多くは人が入ってきた段階で構図を合わせてシャッターを切ります。
だからあまり急がないので向いているのかもしれません。

でも、コンパクトでいつも持ち歩いて、撮影するのはとても楽しいカメラです。
IIIfも気に入ってましたがなぜか手放してしまってから後悔していました。

FOTO GREGERのプレートが付いたDIIIとGRIIIx、共にIIIという呼び名を持つ2台のカメラでフィルムとデジタルを楽しもうと思います。
フィルムは機械式でフルマニュアル、デジタルはコンパクトなスナップシューター。
お勧めの組み合わせかと♪

やはり逆光は少し弱い
横浜駅近く
原宿の近く
GR SPACE TOKYOの近く
ビートルは大好きです
イメージ通りに撮れた
渋谷近く
人を待ってシャッターを切る

テスト撮影では原宿にあるライカのお店と新しく出来たRICOHのGR SPACE TOKYOに行ってきました。
どちらもお勧めです♪

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