GRという目があったから
GRというコンパクトカメラを手に入れてちょうど1年が経ちました。
※ここで言う「GR」とは最新のGRⅢではなくてAPS-Cのセンサーを搭載して最初のGRです(導入経緯はこちら ”写真が掲載になった話と、「予測と期待」の話”)
Wi-Fi機能もありませんし、常用ISOだって3200までしかありません。最初は、露出が不安定だのISOがすぐ上がるだのノイズがきついだの色々言いましたが、よくまぁ毎日持ち歩いたなと。今ではちょっとコンビニ行くのにだって持っていくぐらい。使い慣れていくうちに「GRが一貫してブレずにスナップシューターとして存在し続けられた理由」みたいなものを肌で感じて、どんどん病みつきになっていったのでした。
そんなわけで、この1年GRと連れ添って個人的に「このときGRをがあったから撮れたな」と思う写真を、GRの焦点距離28mmに因んで28枚選んでみました。常日頃から縦構図が多めな自分ですが、GRでは横位置も比較的撮っていたので、可能であればPCなど大きな画面で見てもらえたら嬉しいです。
では、ここから写真です。ごゆっくりどうぞ。
28枚と言いつつ本当のところは35枚ありました。クロップ機能で35mmにもなるし良いよね。並びは時系列順です。
全体的にまとめるのであれば、ミラーレスのカメラでも撮れそうでいて実はGRじゃないと撮れなかった写真が多いかなという印象です。GRの携帯性だから被写体にカメラを向けられた。GRの速射性だから間に合った。ポケットに忍ばせておけるし、撮るときに「あ、キャップついたままだ」なんてこともありません(これ結構重要です)
あとモノクロに関しては、撮る前からGR固有のエフェクトを意識している点は初期から変わってないように思います。撮る段階から「ハイコントラスト白黒」「モノクロTE」に全幅の信頼を寄せている感じ。カラーは、最初は現像ありきで考えていたけど、後半になるにつれて「ポジフィルム調」をチューンしたりカメラ内現像することでまかなえているのも印象的。1年かけて、ようやくカメラの本来のポテンシャルと向き合えてきている気がします。
そんな事言ってるけど、「NDフィルター」の機能をONにしたまま全く気づかずに1年使ってた事が、先日発覚しましたけどね!
「NDフィルター機能」とは、カメラ内でNDフィルターをかけて、意図的にシャッタースピードを遅くしたり制限する機能のことです。どうりでISOがすぐ上がるわけですよ。OFFにしたらシャッタースピード出るわ出るわ。まったく別物のカメラのよう。改めて良いカメラです(すいません、もっと勉強します)
という事で。自分の手元に来て1年の無印GRですが、使いこなすだけの伸び代もあるし、NDの件でGR1.5にアップデートされたかのような新鮮な気分でもあり、これからもまだまだ頑張ってもらって、ミラーレスでは撮れないような写真を撮っていきたいなと。
ではでは今回はこのへんで。
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