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不登校と学校統合問題

あけましておめでとうございます。
少し投稿を休んでいましたが、本年も様々な発信活動をしていきたいと思います。
皆さん、よろしくお願い致します。

わが地元、高知県須崎市では少子高齢化が進み、学校の統廃合が進められています。

近年では、市内にあった県立須崎高校と県立須崎工業高校が統合し、須崎総合高校として生まれ変わっています。
これには、県教育委員会の高幡地域の中心学校にという思いや、須崎高校は平地で津波で浸水予想されている地域に建っていたため、いずれにせよ高台移転はまぬがれず、須崎工業高校のある土地に、統合という形になっています。

では、中学校はどうでしょう?
海辺に建っている学校が多かったり、生徒数がかなり少なかったりだとか、校舎の老朽化などの問題もあります。
そこで須崎市は数年で中学校5校を1校に、8小学校を5校に再編します。

学校統合自体には私は賛成です。これには、教育にかかるリソースや、生徒数が少ないと、部活動の活動などに支障がでるのが安易に予想できるためです。
もちろん、高台などの津波を避けやすい土地に行くことが、生徒の命を守ることにもなります。
こまかな内容は、下記に須崎市のリンクを貼っていますので、そちらを参照して下さい。

今回私が取り上げるのは、この場合の不登校児への影響についてです。
私が、経験した中で不登校の解決策の中に転校という手段があります。
大人だって、会社が嫌になったりすると転職しますよね?
以前なら転校をして環境を変えることができていたが、そういった対応が取れなくなる裏側を抱えてしまっているのが、この学校再編問題です。

子供たちの逃げ道がなくなってしまうというのは、とても恐ろしいことです。

ただ、生徒数が増えればクラスは増えるというメリットがあり、1クラスや2学年が同じ教室で授業を受けている学校の生徒からすれば、クラス替えが実施できる様になり、この統廃合はメリットを十分生み出せるものになるのではないでしょううか。

私自身は、クラスが変わっても不登校のままで、転校もしませんでしたが、周りでは転校を経験したりした友人もいました。私は高校には同じ中学校の生徒がいなかった学校に進み、なんとか高校を卒業できました。

学校の統廃合には様々な困難があるとは思いますが、不登校の生徒たちにもしっかりケアがいきわたるような仕組作りがなされ、学びの機会が奪われないようにして頂きたいと願っています。

20210111


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