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2021年に読んだ人生を変えそうになった1冊とその他

2021年は、いつも以上に読書に勤しんだ年だったかもしれない。ペースで言うと月に2冊ぐらい。今までは隙間時間に読書しよ!だったけど、読書する時間を朝と就寝前に作ったことでインプットの量が増えた。

そんな中で、2021年に読んだ本のアウトプットを兼ねてnoteを書いてみることにした。ここで紹介するのは読んだ本の一部だが、最後に「これはマストバイ」を紹介したい。価値観変わったなーと思えた本なのでぜひ購入してみてほしい。

サクッと読める

1940年に原著が刊行されて以来、世界中の経営者やクリエーターに愛読されてきた書籍。ビジネスマンなら一度は読んでおくべき。

内容としては100ページほどなので1時間程度でさくっと読める。
アイデア作りには、「事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性が最も大事」と書かれている。


シンプルながら味わいのある書籍だった。実は少し仕事やキャリアに悩んでいる時に手に取った本。

「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」の一節。結局、他人を超えるには同じように目指してはいけない。


ビル・ゲイツの本はなぜか手に取ってしまう。気になったので読んでみたけど、気候変動など環境に興味がある方はおすすめ。

ビル・ゲイツの主張は最終的に応用性の高いものになる傾向がある。彼の考えは、「すべてを電化し、発電を脱炭素化し、残留物から炭素回収し、より効率的にする。」だったが、不可能ではないものの時間がかかる。

2050年までに上記の方向性を各国が目標にして目指せば、実現可能だと思う

話題になった本

発刊は2019年だったが、2021年に自己啓発本としてかなり話題になった。端的に言うと「好きを仕事にする」のは間違いで、より科学的に職業選択をすべきと言っている。

もちろん「直感」ではなく「科学的に導き出す」のは再現性があり納得の方法だが、意思決定におけるバイアスを考慮して導き出すべきだと。


社会起業家を数多く輩出するボーダレスジャパン。取り組む課題は貧困、難民、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化など多岐に渡る。

上手だなと思ったのは仕組み作り。世界各国に会社の数だけCEOがいるけど相互に相談できたり、話し合えたりするので経営者に孤独のような環境はない。


エリック・シュミット(Googleの元CEO)、クリントン元大統領ら世界のビジョナリーが支持する「シリコンバレーのボス」Peter H. Diamandisが、この先10年のビジネス・産業・ライフスタイルを1冊で解説。

2050年には世界人口の66-75%が都市部に住むようになる。その時点で人口が90億人になり、世界最大の都市は東京に代わりインドのデリーとなる。
人口密度はイノベーションの推進力になり、産業活動でいうと都市部は生産性が高くなる研究がある。

人口の偏移を日本で考えてみると、おそらくこれからも都市部への人口集中が高まり地方の競争力が低下する。生産性も都市部の方が相対的に高くなり格差が広がる。「地方創生」は今からでも未来のために意識しなくてはいけない課題ではないか。


新テクノロジー、AI、長寿化、コロナ、リモートワーク、副業。 この変わり続ける世界で、私たちはどう生きるか?

これからの時代に必要なのは、特質したスキルではなく人と人の結びつき。つまりコミュニケーション、チームワーク、対人関係スキルなどいわゆる人間的スキルは仮説設定能力や批判的思考より重要性が増す。

 マネジメント力が普遍的なスキルといわれるのがまさにそう。

自伝系

いまや10億人以上のユーザーが利用するスマートフォン向け写真・動画共有アプリとなったインスタグラム 。

Facebook(現Meta)に買収されたが、創業者のケビン・シストロムとマイク・クリーガーが目指した方向性やユーザーの行動を徹底的に研究し、人と人とのつながり重視してブランド作りを目指したのはSNSのようなプラットフォームだけでなく全てのビジネスに通じる重要なこと。

これは2021年のトップ3に入る名著だった。世界1000万部超ベストセラーシリーズ『ビジョナリー・カンパニー』の原点で最新刊。

Twitterより抜粋。


2021年のマストバイ

インターネットの登場により完成品はすぐコピーできるようになった。だから完成品で差別化するのは難しい。
そんな時代にはプロセスにこそ価値が出る。なぜならその人だけのこだわりや哲学が反映されたプロセスは誰にもコピーできないからだ。

本書にある「Self Us Now」理論。自分の生き様を開示し共有することで、個の熱狂が集団の熱狂へと広がる。「他人の物語」から「自分の物語」へ変換させて人々を巻き込む。熱狂を生むには自己開示が絶対に必要だなと。

人間は「誰かのために行動したい」という利他の精神を持っている。面白いことに誰かが利他の行動をしている様子を眺めているときにも、脳みその中でオキシトシンが分泌されるそう。つまり利他は連鎖する。つまり人間の本質的な欲求は利他の心。

製造過程を伝えて、共感されればどんなに高いものでも購入される。No1でもありオンリーワンなプロダクトのプロセスは熱狂的なファンがつく。
誰にもできない、自分だけのプロセスを伝えよう。

まとめ

実は、まだ積読本が何冊か手元にあるけど、これは年末年始に読みこんで年始にアウトプットしていきたい。2021年はビジネス書だけでなく哲学や歴史など興味のあるジャンル以外にも挑戦してみた。

来年もどんな本に出逢えるか今から楽しみだが、皆さんも読んでよかった本は僕に紹介してくれると嬉しいです。

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