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【マガジン】自分で探求する方法を伝える

ヨガで大切なのは依存ではなく自立です。
盲目的に答えを探すのではなく、自分で試し反芻して、腑に落ちるまで探求するのがヨガです。
方法論はある程度古典文献などが示してくれていますが、それはあくまでも参考資料であって、答えではありません。

特に日本人は、学校教育のせいか答えをすぐに求めたがります。

どれが正しいのですか?
何をすればいいですか?

正しさというのは、人によって違います。
年代も境遇も、身体も感受性も皆違います。
正しいということだって、その時期によって変わるでしょう。

断片的には真理というものはあると思います。
例えば、重力の法則とか、人は老いて死ぬという事実とか。
これは事実です。
でも、いわゆる人生の意味とか、至高の境地とかは具体的なものは人によって違うでしょう。
簡単に例えると、海の側にいるのが幸せな人も、山の中で幸せな人も、都会の中で幸せな人もいます。
どれが正しい?とかは愚の骨頂でしょう。

真実は客観的な事実です。
ここにはそれを解釈する価値観は関係ありません。
地球は太陽の周りを回っているという事実に正しいか間違ってるかというのはおかしいですね。

対して正しさや答えは、価値観を背景とした概念です。
価値観は皆違うので正さに事実のような統一した真理はありません。

今回は、ヨガの指導において正しさに翻弄されないための考え方のコツを考察してみたいと思います。

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