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【ヨガ日記】「ヨガは、、、」と言うそのヨガはどこのヨガ?

先日あるスタジオの講座で、ヨガの指導者であろう生徒さんが「ヨガでは6方向が大切だと思うんですけど、、、」と話される場面がありました。
「6方向」僕は初めて聞きました。
今まで読んだどの古典文献にも書いてなかったと記憶していますが、その方のヨガではそれが大切なそうなのです。

こういう風に、「ヨガでは〇〇と言われています。」という表現をされる方多いですよね。
でもそれってどこからの引用なのでしょう?
まさか自分?
まさか知り合い?
まさか感覚?
まさか人の受け売り?

基本的にヨガはと語る場合は、その引用を提示することが基本です。

パタンジャリいわく、、、。
ゲーランダサンヒターでは、、、。
クヴァラヤサンダの書籍では、、、。

古典文献や書籍でない場合もその引用の出所を伝えることは責任ある立場として必須です。

私の先生が言うには、、、。
私の私見ですが、、、
解剖学的には、、、。

生徒さんはヨガ指導者のいうことを鵜呑みにする傾向があります。
僕は医療者ですから科学的な批判の精神があるので、鵜呑みにはしませんが、一般の方はなんでも使用してしまいます。
先生という敬称がつく方の言葉は特に。

ヨガの指導者は、あくまでも伝導者です。
自分の意見はしっかりと自分の意見と表明し、文献からの引用の場合は礼儀としてその出典を提示するようにしましょう。

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