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カメラを買い替えたら仕事が決まった|手と仕事 #8
どうも、最近めっきり寒くなってきて
ホットコーヒーが美味しい季節がやってきたなと感じている、なおとです。
(平然とこんなこと言ってますがまだこんな挨拶は2回目)
今年の9月から、『手と仕事』として自主企画を始めました。
ものを作る手に、空間を作る手にフォーカスして
作り手のことをもっと知ってもらいたいと思って始めました。
100人を撮り終えたらまずは100人の手と仕事の個展を開く!
100人分の手と仕事の写真集を出したい!という夢を掲げて走り出しました。
カフェの店主としての顔をもちながらカメラマンとして活動している中で、すこし前の話になりますが今年一番の大きな買い物でカメラを買い替えました。
結果としては最高の結果になったからよかったですが、買った時は仕事無かったらどうしよう、、、。って本心では焦っておりました。
カメラの限界と、欲求の狭間で
カメラというものを扱っているといずれはやってくる機械の限界と画質の限界、クライアントからはより良質な写真を求められる。
趣味としてではないからカメラの購入代金に見合う仕事をしていかないといけない。とはいえカフェのこともあってなかなか撮影に時間が割けない日々もありました。
何日も何日も、悩んで、悩んで、これでいいのかと今でいいのかと、しっかりとこれからのビジョンを組み立ててやっと答えが出たのは三日目。
カフェを軌道に乗せている最中でもあったからカメラの仕事はまだない。けどこれからはカメラとカフェの両立をしていこうと考えているから、どっちにしろ仕事をしていかないといけないだって思ったら今までのカメラでは限界がある。それならちょうどいいじゃないかって自分の中に都合よく言い訳を見つけてさっさと買っちゃったんだ。
一気に減る貯金残高。 逆流する血液。
先のことなんて知ったことか、先のことは未来の僕がなんとかするさ。
けど、買ったんだから何がなんでも仕事をするって決めた。
どんなことがあっても仕事にするって決めたあの日、突然仕事が決まった。
仕事になる時ってのは突然やってきて、不思議なもので、何かに投資すると突然やってくる。
それは時間だったり、自分にだったり、誰かにだったり。
こうして僕は大好きな世界の入り口に立てて、僕の思いに共感してくれる人が増えて、また仕事がいただけるようになって、それを繰り返すうちにいつの間にか僕の写真に触れる人がいっぱいになった。
いつ蒔いたのかわからない種が芽吹いて、花を咲かせて僕という存在を知らしめる。
人に対しての信頼は『行動力』でしかないと日々感じながら僕は動き出して、カメラマンとして今、走り出した。
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