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ギブアンドテイクからの脱却

「与えよ、さらば与えられん」

『嫌われる勇気』のキーワードの言葉です。私はその本質をわきまえることなく、言葉通り「与え続けることがよい」と思ってきた節があります。

徹底的に、ギブ、ギブ、ギブだ!!!

ただ、ギブが義務であると思っていると、次第に「自分もギブされて当然だ!」と思うようになってしまったんですよね。

そうして、期待していた見返りが返ってこず、精神的に参ってしまうこともありました。

そのことで自分や他人を傷付けてしまい、更なる自己嫌悪に陥ってしまうことも。

まさしく、ギブアップ。


なので、一旦ギブアンドテイクの関係性から脱却してみようと決心しました!

(アドラー心理学でいうところの「課題の分離」を自分なりに実践してみた次第です)


休日には友人を誘ってご飯に行く代わりに、自炊やひとりランチをするようにしました。

そうすることで、時間やお金が浮いて、自分の趣味や勉強の時間を充実させることができました。

また、仕事中は過度に人を助けたり頼ったりせず、常に自己完結を意識するようにしました。

そうすることで、これまで他人に向けていた意識を目の前の仕事に集中させることができました。


この循環を繰り返す中で、私生活も仕事も充実させていくことができました。

私生活で学んだことを仕事で応用したり、成功体験で得られたモチベーションによってさらに勉強しようと思ったり。

そして、次第に自信を取り戻すことができるようになってきました。きっと、どんな困難でも耐えることができるはずだと。


また、同時に「自分は支えてもらいながら生きているんだ」ということも実感しました。

矛盾しているようですが、自己完結で生きようとしているからこそ、誰かの支えが「有難い」ものとして感じられるようになったと思いました。

最近は、後輩の成長が著しくてすごく嬉しいです!こんなにも支えてくれているんだなあと。

そして、その支えてもらったことによって生まれたゆとりで、更なる行動を生み出すことができました。


ギブアンドテイクからの脱却。こうして文章を書いているのも、結局は自分のためです。

自分の思考や価値観を目に見えるものとして表現するためであり、文章を完成させたときに味わえる最高の達成感に出会うためです!

自分のために生きる。まだまだ未熟な考えかもしれませんが、なんだかんだ上手くいっているので良しとしましょう。


ここまでスクロールして頂いたことだけで私は充分です!最後まで読んで下さり、ありがとうございました!