子育ての悩みからさっさと卒業しようぜ!って話。
最近、自分のことについて考えてた時に気付いたことがあった。
社会人になって以降、私は色々なことに挑戦してきたというか、いろんなことをやってみているんだけど何をする時にも自分の中の裏テーマがあって。
その裏テーマっていうのが、
「世の中のお母さんが楽になるように」
だった。
つい先日もまた新しいことをやってみようかなとぼんやり考えていた時に、
「世の中のお母さんが楽になるように」
と考えていて。
ん??と
この繰り返し出てくる自分の思考に気付いた瞬間があった。
お母さんを喜ばせよう
私はきっと小さい頃から、自分の母親を喜ばせたかったんだ。
私の母親は生真面目というか、苦労性というか。
なんだかいつも大変そうにしている人だった。今もだけど 笑
そんな母親を見て、
「お母さんほら!こんなに簡単な方法あるよ!」
「お母さんほら!こんな風にできるんだよ!」
「お母さんほら!そんなに悩むことじゃないよ!」
「お母さん。なんでそんなに困ってるの?」
と繰り返し繰り返し思ってきた。
多分振り返れば1歳ぐらいの時の母親の表情の記憶もある。
だから私にとって母親は最大の難関だった。
ついには小学4年生の時に、
「苦労を先にすればするほど幸せになれるんだよ」
という呪文を唱えられた。
楽になれるっていうことを私が証明して見せる!
いつの間にか私は絶対に喜ぶことのない母親を喜ばせることをテーマに生きてしまっていた。
。。。ということに今回気付いた。
「世の中のお母さんが楽になるように」
という、いつも思い浮かぶ謎の裏テーマは、
自分の母親を喜ばせたいというところからの延長線だった。
結婚した後も、義理の家族との関係とか本当に大変だったこともあったけど、意地で乗り越えた。
自分でも良く乗り越えれたなと思うぐらいに大変だったし、仲の良い友達にも「よく生きてたよ」と言われるぐらいに大変だった。
なんでそんなに頑張ったかというと、
何十年も義理の家族との関係に悩み続ける母親に証明したかったのだと思う。
「こんな風にできるんだよ!だからお母さん悩まないで!」
って。教えてあげたかったんだと思う。
だけど、なかなかにその思いは届かなかったけど。
子どもは喜ばせようとしている
そんな自分を振り返れた時に、すごく大きなことに気付いた。
子どもは喜びを教えてくれている。
自分の振り返りと共に過去の記憶がどんどん蘇ってきて、
「そう。私はそもそも喜びを知っていて、それを教えてあげたかったんだ」
と気付いた。
人間の成長図で考えたら絶対的に赤ちゃんの時がピークで喜び濃度が高いはず。
なのに不思議なもので、大人は、
「小さいものはまだ何も分からないから、教えてあげなきゃ。守ってあげなきゃ。育ててあげなきゃ」
と考えてしまう。
いやいや逆ですわ!!!喜び濃度が高い赤ちゃんや子どもたちに生きる喜び教えてもらってるんですよ!
と叫びたくなった 笑
いや、これはマジでほんとに。
これに気付けないと、子育てにおいて、常に困り事。常に悩み事。常に苦労。常に問題。
子育てじゃなくて
子育てられ
にすればいいのにね。
一緒に喜ぶ子育てをしよう
「子どもは認められたい」
「子どもは褒められたい」
「子どもの自己肯定感を育てよう」
そんな子育て論いらない。大人目線のすごく一方的な見方だ。
子どもは常に喜びを私たちに教えてくれている存在。
私たちが忘れてしまった喜びを色んな行動で教えてくれている。
だからとにかく難しいことは考えずに一緒に喜ぼう!
そんな風に思ったここ最近でした。
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