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気持ちを考えると悲し過ぎる食品ロスを見つけてしまった。。。

食品ロスが起こす問題点は政府広報を元にすると大きく分けて

① 食品ロスが問題になる中、世界には貧困で食事に困っている子供がいる
② 食料を輸入に頼る反面手を付けずに廃棄している
③ 食品が廃棄される際にかかる多額のコスト
④ 廃棄されたあとの処理作業で発生する有害物質

の4つと言われている。まずはこの問題点について考えてみた。。。

① 食品ロスが問題になる中、世界には貧困で食事に困っている子供がいる
この問題、そもそも食品ロスと飢餓に因果関係はあるんだろうか??飢餓の原因は旱魃・内戦・人口増加などといわれているみたい。食品ロスがなくなると世界の食品輸入量が減る。でも。。。おもな農産物輸出国はG20諸国でその余った食材が最貧国に分配されるとは考えにくいんだけど。。。

② 食料を輸入に頼る反面、手を付けずに廃棄していること
何故これが問題視されているのか、「もったいない」から。考え方は素晴らしいし、同感!!!でも、それは道徳観と価値観によるもののため、時代背景によって移り変わる。教育や啓蒙活動を通して食品ロスを減少させる効果はある。けど。。。「もったいない=食品ロスは悪」という考えは日本人の道徳であり、他に押し付ける問題じゃあない。これは、欧米の活動家たちの「クジラは可愛い=食用クジラは悪」、ヒンズー教徒の「牛は神聖な生き物=牛食は悪」と同じ理論と思うのだけど。。。

③ 食品が廃棄される際にかかる多額のコスト
処理コストは食品ロスが抱える直接的で物理的な問題。現状の解決策として「廃棄食品を畑の肥料として使う」「食品を埋め立てた際に発生するメタンガスで発電を行う」「メタンガスから発生する熱でビニールハウス内を南国化してフルーツを作る」そんな事例がある。

④ 廃棄されたあとの処理作業で発生する有害物質
廃棄食品を処理する時に地球温暖化を助長するメタンガスや二酸化炭素等が発生。これも食品ロスの直接的問題。だけど。。。現在では処理作業の過程でこれらの物質を発生させないことは不可能。メタンガスには先述のような活用方法もあるけど、二酸化炭素はそのように利用する術はない。そっかぁ!!やっぱり食品ロスを出さないことが重要なんだな。。。フニャー

以上四つがby政府広報なんだけど。。。実はこれ以外に統計に乗らない悲しい食品ロスがある。

① 「形が悪い」「虫食いがある」などで出荷されず廃棄される
② 生産過剰で値崩れを起こしている等の原因で出荷出来ない

あらーこっちの方が問題かも。。。経済的に不利益を受ける農家って人たちがいる。。。

① 「形が悪い」「虫食いがある」などで出荷されず廃棄される
味は変わらないのに小売業者が嫌がるから出荷できない。でも。。。消費者としては安い値段で買えるのなら需要はある。最近はこの手の野菜や果物を流通経路にのせるビジネスプランも目にするようになっている。カンバレ流通業者!!!

② 生産過剰で値崩れを起こしている等の原因で出荷出来ない
品質、形共になんの問題も無いにも関わらず生産者自身の手で廃棄。これが一番あり得ない。。。農家のモチベーションはダダ下がり。。。カナシすぎるこの現状。。。「何とかならないの???」って思ってしまう。

全国の農家たちが、何の生産を始めようとしているかわかればOKなんだよな。。。そうすれば、何を生産すれば良いかわかる!!!もし、そうであれば全国の農家に聞いちゃえば良いってことだよな。それって農家と農家をつなぐSNSがあって、全国の農家の何%かがそれを使っていて、そのSNSの中に生産状況と生産予定を入れるところがあって、そのデーターと天候予測から全国規模の生産予測を行って、市場から仕入れた需要予測と合体して、それをSNS上で見える化すれば無駄な生産しなくて済むんじゃないかと思う。もし、その年の他の農家が何の作物を育てようとしているのか、その年の野菜や果物の市場価格の予測が目に見えたらどうだろうか。農家の方の一人ひとりに様々な情報が行き届くようになれば、その年に合った作物を選び育てる事が可能になる。

おいしそうな人参の写真、カッチョ良かったのでお借りしましたぁ。ありがとうございます!!