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【お城巡り】箕輪城&高崎城@群馬県高崎市
夏場に子連れに歩きまわるのは辛そうだから夏場に訪れる事はスキップ、緊急事態宣言もあったし、県をまたいでの移動もリスクありそうだしな~、という事で伸ばし伸ばしにしていた、箕輪城に行ってきました。
しかも今回は妻の友人が群馬に住んでいるので一緒に遊ぶという事で、家族は高崎駅にドロップして、私だけで攻城出来るという好条件。じっくりと城攻めさせて頂きました。
箕輪城は徳川四天王の一人、井伊直政が初めて貰った城という事でも有名ですね(日本城郭検定の問題でもありました)。おんな城主 直虎で、菅田将暉が直政をやってたり、井伊の赤備えのキャッチーさで人気が高いですね。
まあそんなキャッチーさは置いておいても、箕輪城は見ごたえのあるお城跡でした。観光スポットとしてもかなり力を入れているようで、後にご紹介する郭馬出虎口門や本丸と蔵屋敷をつなぐ木橋の再建が進められており、かなり見やすく整備されています。(100名城のガイドブックの写真より、かなり見やすく整備され、見所も増えている印象です)。さて、いってみましょう。
搦手口付近に整備された駐車場があり、そこから攻城するのが見学ルートのようです。
1. 箕輪城
搦手口を登っていくと、二の丸に到着します。ここに箕輪城の全体がわかる地図の案内があるので、ルートを考えるのがいいと思います。私はここから右に折れて、まず本丸に向かいました。
本丸に向かう。箕輪城跡と説明の石碑があります。本丸は土塁に囲まれてた事がわかります。
本丸の奥には御前曲輪があり。ここには井戸や戦没者の慰霊碑がありました。
本丸と御前曲輪の間の空堀。下に降りていけたのでちょっと探検しに行ってみました。
空堀から見上げた、再建中の木橋。これが出来ると、ますます散策しやすくなりそうだな~。
箕輪城は三の丸の石垣が有名ですが、御前曲輪の下にも石垣跡がありました。かなり鬱蒼としてましたが。
で、これが三の丸の石垣跡。鬱蒼とした木々の中にある石垣、積み重ねてきた年月を感じる遺構です。
ここからが今の箕輪城のハイライトか。大堀切と郭馬出です。
再建された郭馬出虎口門。少しはなれてみると、馬出を囲む空堀がよくわかり、規模感が確認できます。佐倉城の角馬出も立派ですが、こっちも土造りの城の馬出の全貌が確認出来、非常に見ごたえがありました。
じっくり箕輪城散策を堪能してもまだ家族との合流までに時間が空いていたので、高崎市街に戻り、高崎城跡もちょっくら散歩がてら散策しました。
2. 高崎城
高崎城は、徳川家康の命で井伊直政が元々和田城があった場所に築城した城。完成後、箕輪城からこちらの城に移動したらしいです。明治維新後、陸軍の拠点となり、遺構はほとんど残っておらず、残っている建物はこの移築復元された乾櫓跡と東門くらいとの事。
街中にはお堀の跡が残っていました。
高崎市庁舎の前に城址公園があり土塁の跡が残っていました。三の丸外囲の土居は比較的状態良く、在りし日の姿が想像できます。
高崎は地方の中核都市でそれなりに栄えていました。都内在住であれば日帰りで十分楽しめる距離にあるので、ドライブ&散歩がてらにおススメです。
その他:御城印
買ってしまいました、御城印。
箕輪城は駐車場にテントが出ていて販売していました。なんか歴代の主要城主のバージョンがあったり、武田信玄バージョン(一時、武田領だったので)もあったりで、色々あって迷いましたが、私は歴代の城主の家紋が入ったやつにしました。
高崎城の御城印は付近にある文開堂書店で売っていました。こちらも色々なバージョンありましたが、私は100円高い、赤備えバージョンを買ってしまいました。だって、かっこよかったし、せっかくだったので・・・
訪れた城のグッズにも手を出しだしてしまい、ズブズブと沼にハマっている今日この頃です。