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[読書]図書館の本が可哀想なことになってる

こんにちは ナカちゃんです。

今日はいつも本を借りてくる 市立図書館の本の話です。

 新し目の本を市の図書館で借りてくるのですが、気になることがあります。

 表紙もページも新しいのに、

 数ページおきに 髪の毛が大量に挟まっているとか、

 クッキーやチョコの跡が付いている本がある。

 今までは、そんなことなかったのに、どういうこと?

 入ったばかりの新しい本に限って、そういう仕打ちを受けています。

 返すときに、そのような事故物件本を発見した時は一言伝えてから

 返却するようにしているのですが、

 そもそもは、借りる人のモラルの問題で、

 「人から借りたものは、汚さない」というマナー

 できていないからなのであり。

 そして、図書館の人が、返却された本を 

 中身までちゃんと確かめていないということもあると思います。

 図書館の人も、みんながみんな、司書というわけでもないからね。

 返却のルーティーンの中で、やっているだけなのかもしれないし。

 でもでも。

  嫌な気分になるわけですよ。

 「どんなやつが、やったんじゃ!」と 思ってしまったりするわけですが

 本当に本が好きな人なら、そんなことはしないはず。

 どうか お願いです。

 図書館の本は、大事に読んでください。

 次に読む人のことを考えて、きれいなまま返してほしい。

 学校の図書館なら、誰が借りていて、どこにどうなっているのかは

大抵把握できますが、

 大きい図書館なら 利用者サイドで知ることはできません。

 その図書館の本の状態の良し悪しは、

 利用する人の良心にかかっているのだと思います。

 学校図書館で、ぼろぼろになった『ウオーリーを探せ』 を補修しながら

 そんなことを考えています。

 「より良い利用者が、より良い図書館を創る」をモットーに

 私はこれまで、学校図書館を運営してきました。

 卒業していく子どもたちにも、

 このことをしっかりと伝えていきたいです。

 「私が一人で頑張っても どうにもならんかな?」と思ったりも

 しますが、それでも 諦めず伝えていくのが、司書の仕事かなと。


 あなたが手にしている本は、たくさんの造り手の思いが 

 いっぱい詰まっています。

 そして、図書館の本は 「読むべき人のところにリレーされる」共有財産です。

 「想像力」を働かせて、その一冊に向き合ってみてください。

  どうぞ、どうぞ、

  一司書からのお願いです。

   

 

 

 


 

 

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