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大事なことがわかってくると、終わリがやって来る

こんにちは ナカちゃんです。

早いモノで、あれからもう3週間。

本年度の教育実習も 無事に終わりました。


実習生を見送るとき、いつも思うことがあります。

大事なことが見えてくる、わかってくると 終わってしまうんだよね。

どちらが先かわからないけれど、

終わるから、わかるのか、

わかってくると、終わってしまうのか。

「あと、もう1週間あると、もっと変われたかもね。」

指導する側も、こう言っていたりします。


 実習生を送る最後の日は、生徒もいろいろがんばったりします。

お別れ会をやってみたり、色紙を渡したり。。。。

 授業でも、最後のあいさつをしたりもするので、やっぱり、

ちょっと特別な一日なのです。


 その日を終えると、実習生の彼らはハッと気付くのです。

 この時間は、特別なモノだった

 そして、無限ではなく、終わりがあるものだと。


 大人のスゴさと、子どもの愛情を素直に感じとることができた時、

実習生である自分という存在を客観視できるようになるのだと思います。

物事の終わりというのは、予見していたとしても、あっという間で、

あっけないものなのかもしれません。

そして、時間は続いていきます。

彼らは今日から、学生の日常へと戻っていきます。

 

毎日、目が回るほど忙しく、何度も徹夜して

真っ赤な目で授業をしたあの日。

今はまだ、「あの時間」を振り返るには、まだ生々しく、

いいことも、恥ずかしかったことも、ダメだったことも、

混ぜ混ぜになっている私。

 それが、時間と経験を重ねて、思い出として整理されていき、

いつか社会人になったとき、自分の一番大切なものの入った

引き出しにしっかりと収められているといい。

そう願っています。


 「終わり」は「始まり」

 大事なことに気付くことができた「終わり」は、

 新しい自分の「始まり」でもあります。

 この3週間の実習が、彼らにとっての

「人生の宝物」となってくれますように。


 いつか、社会人になった君たちと 

 どこかで再会できることを

 楽しみにしています。




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