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chitoseshizuoka
It's time to say good bye
弥生3月 お別れの時
今年の春は、大きな変化
18年間、一緒に過ごしてきた娘が家を出る。
娘が中学校に入学したとき、「あと6年したら、家から出すからね。」
なんて、簡単に言っていたけれど、
いざ、その時を迎えることになると、何だか実感が湧かない。
家の中に、段ボールが積まれ、新しい家具やら何やらが 所狭しと並べられているけれど、本人はいたって呑気だ。
呑気と見せかけて、本当は不安でいっぱいなのかもしれない。
苦しかった大学入試。今年は本当にイレギュラーなことばかりで、何度も心が折れかけたけれど、最後まであきらめずに、初志貫徹した君。
中学、高校と 勉強漬けの毎日だったけれど
いい仲間と、先生方に支えられて 合格を勝ち取った。
大学から、将来に向けての長い道が始まる。
どんな人生を送るのか、自分次第だけれど、どんな選択をしても 君らしく 誠実に生きてくれたらそれでいい。
18年前、私の子どもとして 生まれてきてくれたことも、縁なのだ。
出会いがあれば、必ず別れるときがやってくる。
わかっていたつもりだけれど、その時が来ると やっぱり寂しくなってしまうのだ。
おめでとう、そして、ありがとう。
いい親だったかどうか、自信も無いけれど。
君と別れるとき
笑顔で、手を振ることができるだろうか。
いや、その時は、精一杯の笑顔で
見送ろうと思う。
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