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【今週の本】 2月第2週 『零から0へ』他

こんにちは ナカちゃんです。今週のブックレビューです。

音声はこちら。


今週は、金曜日のライブが盛り上がり、1時間の長丁場。土曜日に、コンパクトに纏めたものを収録し、UPしてあります。

今回は、読めた本が少なくてごめんなさい。

では、最初の本から。

1. 『零から0へ』 まはら三桃著  ポプラ社



今週の 推薦図書 1位です!!🎉🎉🎉

第2次世界対戦後、零戦の開発者たちが、新幹線0系の研究開発に関わり、実現させた実話を基に書かれた小説です。戦後復興の社会情勢と、自分の技術を平和な世の中を創るために役立てたいと誓う技術者たちの熱い想いがストレートに伝わる物語。読後感の爽快感が、日常のもやっとを忘れさせてくれます。


2 『世界が僕らを嫌っても』 片山恭一著 河出書房新社



 大ベストセラー『セカチュー』の著者最新作です。父による母殺しの呪縛から逃れることのできないさや、性同一性障害のタシケ、父親の自殺を目の前で見てしまい、そのショックから言葉を失ったクチナシ。幼少期、彼らは接点を持つが、成長した後、また出会うことに。「普通」から外れ、疎外感と孤独を抱えた者どうしの生が重なり合う運命とは。「片山ワールド」に浸りたい方は、ぜひ。


3 『水と礫』 藤原夢雨著 河出書房新社


 私の印象としてはファンタジーノベルな感じでした。3分の2くらい読み勧めましたが、最後まで読みきれませんでした。一つのストーリーが、少しずつずれていき、紡がれていく感じですが、東京と砂漠の国、主人公が突然旅に出る、日本人の名前と、アラブ的な名前の混在など、入り込めない要素がたくさんあり、私はイマイチ入り込めませんでした。RPGゲームや、旅ファンタジー系の好きな方は、すんなり入り込める世界なのかもしれません。



4 これから読む 積ん読

◯『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』オードリー・タン著 プレジデント社


◯『Au オードリー・タン 天才IT相 7つの顔』 アイリス・チュウ 鄭仲嵐 共著 文藝春秋社


 2冊あります。自伝とインタビューをまとめたものです。絶大な支持を得ている台湾のIT大臣として、メディアにも随分取り上げられています。「天才ゆえの苦悩」を経て、現在の活躍までどんな生き方をされていたのか、とても興味があります。14歳で学校を去る決意をしたオードリー・タンの生き方が、「学校に行きにくい」子どもたちの希望になってくれるのではないか、と私は感じています。


◯『推し、燃ゆ』 宇佐美りん著 河出書房新社



◯『心淋し川』 西條奈加著 集英社 



 今年の第164回芥川賞、直木賞の受賞作です。どちらも女性作家ということで、楽しみにしていました。宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』は、10代の学生にも勧めやすいので、読み終わったら教室に置いておこうと思います。『心淋し川』は、西條奈加さん、北海道出身の作家さんです。時代小説はあまり読む機会がありませんでしたが、この機会に味わって見ようと思います。

◯『スマホ脳』 アンデシュ・ハンセン著 新潮新書


 今年のお正月に、広告が掲載されていた本です。早速、ベストセラーになっているようです。人間の脳は、スマホやタブレットに対応できるほど進化していないのではないか、という興味深い内容です。学校や教育に関わる人としては、読まずにおれない一冊です。


◯『ももクロゲッタマン体操 DVD67分付き』    主婦の友社


 DVDのテンションについていけない、というレビューもありましたが、私は好きですよ(^^) 「アロハ〜」「ワッショイ!」「ファイトオ〜」の連呼ですが、内向きで気分も暗くなりがちな昨今、これくらいのテンションで上げてくれるのが貴重だと思います。ゲッタマンの褒めまくり、ももクロちゃんのグダグダ具合も大好きなので、続けられるかな〜😁って感じです。

 中学生とか、大好きだと思う(笑)2週間の報告をお楽しみに(*^^*)

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

 今週は、図書館の本よりも、自分で購入した本が多いので、最後までしっかり読めるなあと思っています。

そして、いつも失敗するダイエット本。ゲッタマンが、体育の先生のテンションそっくりで(笑)

3日坊主でも、それが5回あれば、15日になるってば。

春に向けて、頑張ろうと思います。

「アロハ〜〜〜〜〜」  

では、また来週。




 

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